ロック好きの友だち、息子の友だちも誘ってみんなでLA VILLETTE
のLe Trabendoへ出かける。
イギリスを代表するロックバンドFeeder。
大きなロックフェスをはじめ、U2などBIGバンドのサポートで一緒
にワールドツアーなども回っている、イギリスでは大人気の
バンドだ。
名前は知らなくても、音を聴けば知っている人も意外と多いはず。
私がこのバンドを知ったのはもう10年近く前のこと。
たまたま耳にしたJust a dayという曲が強烈に残っていて、その後
何年かしてパリのBataclanのライヴを観て、もう完全に心を
奪われてしまった。
すごい、すごいバンド見〜つけた!!!
デビューは1994年というから、イギリスでは既にキャリアの
ある中堅バンドの位置にいたのかもしれない。
でも私にとっては、まったく新しい新鮮なバンドだった。
「近頃は、いいバンドが出てきたと思っても1枚出してすぐ解散し
ちゃうんだ。バンドは根性ないし、聴く奴らもちゃんとお金払って
聴こうとしない。それでいいバンドが育つわけないんだよ....」
ライヴの数日後、Y子さんの家でたまたま一緒に食事をした
音楽ジャーナリストの伊藤正則氏の言葉が妙にリンクして、
「そうだ。好きなバンドはレスペクトしてしっかり支えて
育てなければ消えちゃう。こんな最高なライヴ、もう観れなく
なってしまうんだ」
その日以来、私はFeederに限らず好きなバンドのCDは良くても
悪くても、新作を作ってくれたことに敬意を表して必ず買う
ことに決めた。
Feederのライヴの後しばらくは、音楽好きの友だちの誕生日に
彼らのCDを添えてプレゼントしたり...かなり入れ込んでいた。
それから数年後、親しいミュージシャンの友だちZがFeederの
タカとパリでジャムるというではないか!
すご〜い。バンドはたくさんいるけど、こんなチャンスが訪れる
なんて....やっぱりこれは縁かも?!
そこで、はじめまして。さらにZの粋なはからいで一緒に誕生日を
お祝いしてもらい、以来すっかり仲良しになった。
5年前と変わらず、息をつく間もないほどパワフルで素晴らしい
ライヴだった。
いいバンドは変わらない。
FeederはいつでもFeederでいてくれることがうれしい。
ステキなバラードもやるけど、それだけじゃない。
ほどよくラウドでハード、媚びないバンド....これぞRocker。
大スキFeeder!!
ライヴの後、ホテルのバーでみんなでお疲れさまの乾ぱ〜い!
バンドは明日、次のライヴのためアントワープに移動するという。
もう少しパリでゆっくり、タカのお気に入りの国虎屋のうどん
でも食べてもらいたかったけど....ちょっと残念。
家に戻ると、ひと足先に帰っていた子供たちが興奮冷めやらぬ
様子でFeederを聴いている。
オレはベース、ぼくはドラム〜! もうすっかりRockkids?!
いつの時代もこうやって音楽に心を奪われて、バンドに憧れて
影響されて、また若い新しいバンドが誕生するのだ。
もちろんしっかり支えますよ!
http://www.feederweb.com/
http://miyamocamera.com/
0 件のコメント:
コメントを投稿