冬時間になり、パリもすっかり日が短くなりました。
乾いた空気に暖炉の燻した香りが入り交じったような...
早くも冬の匂いがします。
夕暮れの市庁舎 |
朝起きると、まずやかんでお湯を沸かす。
大きめの急須にお茶の葉を入れ、しっかり濃いめに出したお番茶を
大きな湯のみでたっぷり飲む。
眠っていた頭も身体もみるみる軽くなっていくのを感じる。
最近は、友だちに勧められたごぼう茶を毎朝飲んでいる。
ごぼうは食物繊維が豊富で、利尿作用、血液もキレイにするので
お酒を飲む人にはとくに良いらしい。
お茶といってもごぼうを天日干ししただけのもので、ほのかに香る
ごぼうの自然な風味がとても美味しい。
しばらく飲み続けようと思う。
最近は、友だちとこんなはなしばかり。
身体にいい...美容にいい...みんなそういうお年頃ってことなのね。
ふ〜ッ。
熊本県きくち村の ごぼう茶 |
近頃、オシャレに目覚めはじめた息子が、ジャカードの
セーターが欲しいから一緒にみてほしいという。
とりあえずLes Halles界隈を回ってみたけれど、コレという
ものもなく、前から気になっていた古着屋をのぞいてみる。
KILO SHOP という名前のとおり、ここは八百屋や肉屋のように、
目方で古着を売るお店らしい。
例えば540gのセーターは10.80€、400gの革製バッグは8€、1,7kgの
毛皮のコートが34€と、まあこんな調子。破格の安さだ。
ところ狭しと置かれた古着の山、この中から掘り出し物を探し
当てる楽しみ...いったい何時間いただろう。
まもなく両手に持てないほど抱えて、鏡の前で試着。
が、サイズが...どれも大きすぎ。
結局、息子がアバクロのネルシャツを数枚見つける。
ほどよいクタクタ加減が古着ならでは...いい感じ。
さっそくレジの量りにのせる。
シャツ3枚.....920g......18.4€なり〜!
肝心のジャカードのことなど忘れて、すっかりいい気分。
わ〜い、ここ好き。
これからの季節、仮装用の小道具を見つけるのにも使えそう。
また来ようっと。
69-71 rue de la Verrerie 75004 PARIS |
3フロアの大きな古着屋 |
タグの色で値段が違う |