2011年12月29日木曜日

新婚旅行


モンサンミッシェルから戻った妹夫妻を連れて、近所のブラッセリー
Bofingerへ食事に出かける。
ここはいまが旬の生牡蠣をはじめ、エスカルゴやアルザス料理の
シュークルートなど、トラディショナルなフレンチの王道メニュが
揃っていて、たまに日本から来ている友だちを連れてくるお気に入り
レストランのひとつだ。
ギャルソンたちの動きもキビキビしていて、昔ながらのパリの
雰囲気が味わえるのがいい。

天井のステンドグラスが素晴らしい

ブラッセリーだから気楽なのもいい

当然ここでは伝統料理を食べてもらおう。
ってわけで、半ば強引にエスカルゴとシュークルートを勧める。
あとはそれぞれ好きなものを....ホタテ、白身魚などなどを注文。

ブルゴーニュ産の大粒エスカルゴ

ボリュームたっぷりのシュークルート

焼きたてのシューにアイスクリーム&チョコレート
デザートもしっかり!

明日は朝からヴェルサイユ観光。
午後からオデオン界隈の書店めぐり、ショッピング、夜は13区に
タイ料理を食べに行く予定....。
パリでの新婚旅行をものすごいパワフルに楽しんでいるようです。

小雨の夜空に浮かぶエッフェル塔♡

2011年12月25日日曜日

NOEL 2011


24日、今年は日本から遊びに来ている妹夫妻を交え、
いつもの親しい友だち家族、そして単独参加のTちゃん、Mくん。
大人子ども総勢15人が集まり、賑やかなNOELとなった。


夕方、みんなより少し早めに食材を抱えて到着したNちゃん。
家でグリルしてきた丸鶏をほぐして、シャンピニオン、ゆで卵、
生クリームを加え、エストラゴンをたっぷりのせてパイ生地に
包んで再びオーブンへ。
さすが〜、食のプロ。
鶏料理のレシピも想像をこえている。
フォアグラも生の状態から丁寧に筋を取りのぞき、湯煎したり...
手間ひまを掛けたNちゃんの手作りだ。
サーモンを薄くスライスして、ヒラメのカルパッチョをキレイに
お皿に盛りつけ、オリーブオイルと豪快にトリュフを。
アペリティフのシャンパンをチビチビ飲みながら、早くも今宵の
宴の支度はバッチリ完了だ。

妹が慣れない手つきでNちゃんのアシスタント

お子ちゃまたちには、
トマトのサンタ、ポテトのサパン、スペアリブ.....

続々と人が集りはじめ....プレゼントにシャンパン、ケーキとみんな
ものすごい大荷物。
プレゼントはサパンの下に置いて....子どもたちはすでにエキサイト!
やっぱりクリスマスは子どもが中心だもんね。

前菜の用意が...A table~!!

型くずれしてしまった
栗入りのミートローフ。残念!

パイの中は、先ほどの鶏料理!

T子ちゃんお手製の鰻の太巻き寿司

食べて飲んで笑って...また飲んで...

さ〜て、そろそろプレゼント行こうか〜!
T子ちゃんが持って来てくれた豪華なケーキが登場。
かわいい〜!
みんなそれぞれに、写真撮影。

抹茶、フランボワーズのBûches de Noël、
イチゴのショートケーキ...

子どもたちも、待ちにまったプレゼントを開けて大喜び。
大人たちもそれぞれに小さなプレゼントを交換し合う。
これがまた大いに盛り上がり....大ウケ、大笑い。
真夜中過ぎまで、今年も賑やなファミリークリスマス...
楽しい夜でした。
みんなありがとう。


結婚記念日♡


2011年12月22日木曜日

買い出し


先週末、我が家に到着したサパン。
今年はやけに小振りだな...。
花屋の店先で選んだ時には、もっと大きく立派に見えたのに。
でも森林のとってもいい香りがする。
息子と仲良く飾り付けをして、チカチカの電飾を点灯。
わ〜、キレイ!


ノエルとお正月の食材集めのため、ブローニュの外れにある
グルメ食材店、BYZANCEへNちゃんと出かける。

BYZANCEといえばスペイン産の生ハム、べヨータが有名だけれど、
それだけではない。
この店がセレクションした海の幸も素晴らしいのだ。
キャビア、サーモン、イクラ...。あ〜、もうみんな欲しい!
宝石のように黒く輝くキャビア〜♡。
クラクラ〜、目眩がしそう。

何度行ってもわかり辛い...美食家たち御用達の食材店

イクラは量り売り

ここのスモークサーモンが、また絶品!

トリュフ入りのタラマも人気

もちろんフォアグラも!

遠くからみんな車で買い出しにやって来る。

2011年12月20日火曜日

田舎の週末


今週で学校もおしまい。
子どもたちもすっかり浮かれ気分になっている。
そりゃ、うれしいよね〜。
クリスマスにお正月...楽しいフェット続きだもの。

アパートの管理人、famme de ménage、先生、友だちに家族、
大人はプレゼント探しにクリスマスの食材集め...。
小雨の降る中、パリの街を西に東にと大忙しだ。
でもこの年の瀬の慌ただしさが、けっこう嫌いじゃない。

市庁舎もノエルのイルミネーションがキラキラ...

毎年恒例の期間限定スケートリンク。

週末の夕方から親しい友だち、I家の田舎の家へ。
パリから100キロほど離れたフォンテンブローの先まで車を
走らせる。
暖炉で薪をくべながら、ワイワイお鍋を囲む。
久しぶりに逢うM人とY子さん、お互いにつもる話は山ほどあって、
あれまあ、もうこんな時間?!
深夜遅くまですっかり話し込んんでしまう。

翌日、みんな昼近くまで爆睡。
午後からのんびり昼ご飯の仕度を...ビデオを見て...
それぞれ勝手にウダウダ...。
田舎ってこれが出来るからいいのよね。最高〜!
つかの間の息抜き、極上の週末を過ごした気分だ。
いつもありがとう。

さあ、また月曜日から働くぞ〜!
まずは大掃除、早く終らせなくちゃ。

雨上がりの夕暮れ。

田舎の市役所もひっそりチカチカ。

素朴でかわいい♡

2011年12月16日金曜日

12月に入って...


12月も3週目に入り、急に慌ただしくなってきた。
今年もお世話になった友だち、仕事の仲間を家に招いて心ばかりの
ごはん会、レストラン、お呼ばれと続いています。


寒さが本格的になってくると、
マルシェの魚屋も美味しいモノ揃い!

T坊のスペイン土産「ウナギの稚魚」をつまみに...

最近は収穫も規制されているお宝食材。

なにげなイルミネーションがかわいい...

オデオンにできた新しいカフェレストラン。
居心地がいい....

友だちのダンサー、SくんがフランクフルトからForsythe companyの
今年最後の公演のためパリにくる。
シャイヨー宮のテアトルでの3日間の公演は、数週間前にすでに
完売してしまったそうで、相変わらず根強い人気。
熱烈なフォーサイス愛好家がパリには多いらしい。

これまでとはひと味違った新作Sider

割れんばかりの大歓声を浴びるカンパにニーの面々。

初日の打ち上げ。
窓の外は燦然と輝くエッフェル塔が!

舞台を終えてリラックスのダンサー。
シャンパンで成功を祝杯だ!

2011年12月6日火曜日

至福のお料理


今夜は家族3人でレストランTOYOへ。
夫が「どこでも好きなところに連れて行ってあげるよ」と
言ってくれたので、ならば迷わずTOYO!をリクエスト。
先週から楽しみにしていた。

ところが息子が学校から帰って来るなり、
宿題が山ほどあってとても終りそうにない。今日はキャンセルだと。
エ〜ッ、なんだそれ...。
宿題だから仕方ないとはいえ、楽しみにしていただけにがっかりだ。
あ〜ん、もう今夜は御飯の仕度がいらないと思ったのに...。
大慌てで夕食を作って息子に食べさせ、バタバタと家を出る。

昔はよく来たCAFE DOME。
懐かしい...

夫とCAFE DOMEで待ち合わせ。
懐かしい...昔この近所に住んでいた頃は、よく来ていたんだけれど。
その頃とあまり変わっていないのがうれしい。


TOYOでは、必ずいつもカウンター席に座る。
シェフのN山くんの真ん前で、繊細な料理の手さばきを眺めながら
食べるのが好き。
でも今夜はK三さんの予約が入っているらしい。
K三さんご一行と並んで食事?! それもちょっとね....。
女将のY子ちゃんが気を利かせて、少し離れた席を用意してくれる。

美しく繊細なアミューズ

アペリテュフのシャンパンを頂いていると、あれれ...男性が独り
入って来てこちらに向かって挨拶をしている。
う....ん、だれだ?!
慌てて眼鏡をかけてみると、な〜んだ、うちの近所に住んでいる
グラフィックデザイナーのM也くんだ。
しっかりスーツなんて着て、やたらめかし込んでいるではないか。
「彼女とデート?」
「いやひとりなんです...」と。
「よかったら一緒に食べようよ」ってなわけで、3人並んで
またまた乾杯!
こんなステキなレストランでオシャレして、独りで
食事するなんて、驚き。うひょ〜、大人! 
意外な一面をみて、すっかり見直してしまう。

しめじと青菜のおひたし

あっさり牛ヒレ肉と大根おろし

ヒラメの昆布締め、カラスミ

Nくんの繊細な仕事が全部見られる特等席!

小魚のフリッツ

アサリとキノコの酒蒸し

柔らかくジューシーに料理された
バラ色の子羊

ハチミツの香りがほんのりと...ウニ御飯

白みそ仕立てのお味噌汁

こかこれ10年来のお付き合い...弟分のM也くん。

またまたこんなサプライズが...ありがとう♡

ロシアから戻ったばかりのK三さん。
いつ逢っても変わらない。

Nくんの繊細で素晴らしいお料理を心ゆくまで堪能させていただき、
幸せしあわせ〜。
おかげさまでいい誕生日になりました。
どうもありがとう。♡