2012年5月28日月曜日

22000days


夕べのお酒がまだ少し残っているような...気のせいか?!
すっきり爽快な目覚め。
さ〜、マルシェに買い出しに行くぞ!
で、ひさびさにラスパイユのBIO市場へ。

11時すぎ...すでにものすごい人。
200メートルほどの間に件を連ねるこの市場は、野菜も肉も
チーズ、オイルにワイン、石けん...ここで売っているのは、ぜんぶ
オーガニック。
歪なかたちの茄子やトマト、泥だらけの葱...
自然の大地の香りがマルシェに立ちこめている。

日曜日のBIO市は、 すごい人気

色鮮やかな初夏の野菜

大地の香りが...

こちらはイタリア食材の店

夜は軽めに食事を済ませ、近所に住む写真家のW家へいく。
夕べに続き、今夜もサプライズの誕生日パーティだ。
夕方、奥さまのM子ちゃんから
「驚かせたいからカツラ被って変装して来て!」という電話が。
エ〜ッ、いまからそんなこと言われても...しかも10人分だと。
うちは仮装やか?!
大慌てで帽子やらなにやら変装道具をかき集め...同じく
カツラを持ってやってきたN本夫妻と家を出る。
すっかり浮か気分でハシャグ大人たちを、息子がしら〜ッと
呆れ顔で送り出してくれる。
いつもすまないね〜。

先斗町のお兄さん?!

これって変装ですかね?!


本人は、なにも知らず家でくつろいでいるらしい。
アパートの入り口でみんなと待ち合わせ。
全員が揃ったところで、変装...準備完了!
じゃ〜ん、「Bon anniversaire!!」

実は今日はTが生まれて22000日目の記念日で、誕生日はすでに
100日前に終わっているとか。
日本だったら還暦のお祝いになるわけだ。
なんで22000?!
どんな意味があるのかよく判らないけど...なんだかとっても
アメリカ人らしくておもしろい。
おめでとう!!

突然の訪問に...びっくり!

みんなからプレゼント

80Sの音楽を聴きながら、踊る踊る〜!

赤いビーチサンダル

奥さまの手作りアイスクリームケーキ



2012年5月27日日曜日

サプライズBirthday


月日が経つのは早いもので、5月もそろそろ終わり。
先月のTOYO以来、なかなかみんなで顔を揃えるチャンスがない。
最強super女子の面々...みんなが集ると日頃の鬱憤は瞬く間に
炸裂し、はるか彼方に飛んで消えてしまう。
元気パワーの相乗効果がハンパじゃないのだ。
そろそろ....誰ともなく言い出し、あれよあれよの間に全員参加の
宴会が決まった。

場所は、またまたN本家。
おとな子ども合わせて20人近いとなると、ここが一番?!
と、なんだかんだいつも甘えてしまう。
素晴らしいロケーションの広いサロン、料理人も憧れるなんでも
ござれのキッチン、そして今回は大家さんに許可をとって、屋上の
テラスも開放してくれるという。
ステキすぎ〜! 


手入れの行き届いたステキなテラス...
アペロの時間

お嬢たちも....

たこ焼き、餃子、手巻き寿司、いろいろ...
早めに集ってみんなで用意したごはんがテーブルに並ぶ。
クリスマス、忘年会、新年会、誕生日にヴァカンスの旅行...と、
いっしょに過ごした子どもたちは、それぞれみんな驚くほど
成長している。
あの頃、女の子たちのパワーに負けて半べそをかいて
悔しがっていた息子とMオは、もうすっかり声変わりして身体も
父親と変わらない大きさになっている。
うれしいような寂しいような...なんとも言えない気持ち。
その分わたしたちが年をとったのだと思うと、切ない思いも。
あ〜、もうやめよう。
そんなちっぽけなこと、忘れてしまおう。

そんなわけで、この夜の宴会にはちょっとしたサプライズが
企画されていた。
ちょうど来週、誕生日を迎えるMみちゃんをみんなで祝う。
料理人のご主人、Mトちゃんが花束を持って早めに帰宅して
Mみちゃんを驚かすというわけだ。
そのためにT子ちゃんは、花屋に走り4?本の薔薇を注文。
M帆ちゃんとNちゃんは、特製CHANELケーキの製作を買って
出てくれた。
さすが、最強宴会チーム。お見事です!

Mトちゃん、
照れながら花束を抱えて登場!

lovelove♡ N本夫妻

M帆ちゃん渾身の作

Chanelケーキ、なんて豪華!

今宵は3人...おめでとう!

またまたみんなで飲んで食べて笑って...素晴らしい夜でした。
ありがとう。

子どもに遊ばれて...
Iムもイッちゃいました

2012年5月19日土曜日

5月晴れ


朝から素晴らしい青空が広がり、なんて気持ちがいいんだろう。
これこそ5月晴れってやつだ。
あ〜、こんな日はどこか外に出掛けないともったいない。
で、取りあえずチボーのマルシェに買い出しに出かける。

澄み渡る青空...

香しいさまざまなハーブ....

春の葉もの野菜....

ラディの種類もいろいろ....

紫陽花、芍薬の季節....

ランチにパスタを茹でながら、買ってきた野菜をキレイに洗って
ポリポリ...塩麹をつけて食べる。最高〜!
葉っぱもヒゲもみんな食べてしまおう。
身体がみるみる掃除されていくみたいで、急に元気がでてくる。

ラディ、ニンジン、大根...

柔らかい新フヌイユ、
まるごとぜんぶ食べられる


夕方、Jardins des plantesからPantheon...いつものコースを
軽く走る。
4連休でパリの人は、みんなどこか田舎に
出払ってしまっているらしい。
人も少なく日差しもそれほど強くなく、微かな風を感じながら
のんびりと...。

まだ僅かに蕾のラベンダー

植物園の中に、こんなステキなアトリエが

翌、日曜日も同じコースをゆっくりと。
パリの人はまだ眠っているの?!
人が全然いない...静かだ...。

これからの季節、パリは最高です。

セーヌ河沿い...日光浴

日曜の午後、
河沿いは歩行者に開放される

2012年5月17日木曜日

Oberkampf


日本から来ているKちゃんを囲んで、ガッツリ大食女子4人が
集まり噂のAux deux amisで食事をする。

一見なんてことないこのカフェ、実はいまグルメな業界人のあいだで
密かな人気を呼んでいる。
シェフは世界9位のレストランにランキングされたChateaubriandに
いたらしく、A.Ducasseも著書の中で絶賛している。

Aux duex amis / 45.rue Oberkampf 75011

メニュはワインにぴったりのタパス系フレンチ。
白い小皿にちょこちょこ...あれもこれも少しづついろいろ食べたい
わたしたちのような日本女子にはとってもありがたい。
スペインやイタリアの食材も取り入れた馴染みのあるビストロ
メニュもあって、値段はどれも10€以下のものばかり。
最近多い小洒落たフュージョン系のお料理とは、正反対。
こういう店って大好き。うれしい〜。

20時すぎ...すでに満席。
店からサービスで出してもらった白を飲みながら、みんなで
ワイワイ料理を選ぶ。

この伝票がメニュ!

鯵のカルパッチョ

トロットロ〜のイベリコハム

バイ貝のワイン蒸し

勧められた自然派ワインも美味しい

みんな顔なじみの常連客...業界っぽい人が多い

イベリコ豚の無花果ソース

自家製ニョッキ&子羊のラグー


この辺でかなりお腹が満足...と思っていたら、となりのUやんが
いつの間にかメニュと?本めのワインを頼んでいる。
このレンズ豆、美味しそうじゃな〜い?!
ブラータもいっちゃおう!
Rougetのmi-cuitってのも面白そう〜!
食べる食べる、今夜の女子たち。
わたしのまわりにはよく食べる友だちが多いけれど、今夜の
メンバーはその上をいく。
デザイナー、バイヤー...ファッションの仕事に従事しているが
みんな食べることへの執着心はハンパじゃない。
隣のテーブルでデザートを食べていた兄ちゃんたちがさすがに驚いて
「まだ食べるの?!」と目を丸くしている。
サービスの兄ちゃんも呆れて「全部食べろよ! 残すなよ!」だと。
もちろん〜!

スペインハム、lomo

Rougetの半生ステーキ

カボチャ、レンズ豆、半熟卵...うまウマ〜!

ブラータ&牛生ハム、シャンピニオン、アスパラ...

サービスの兄ちゃん、
仕事そっちのけでおしゃべり!

カウンターで一杯やりながら席を待つ人

すべて完食。みんな大満足だ。
メニュに書いてある料理をほぼすべて制覇したような気がする。

店はカウンターで席を待つ人、顔馴染みの常連客で大賑わいだ。
隣のテーブルで食事していたフランス人、たばこ吸ってくるから
ちょっとバッグみてて〜!と言ったまま戻って来ない。
よく見るとカウンターの客とすっかり意気投合して話し込んでいる。
おいおい...いくら日本人だからって、初めての人をそんなに信用して
いいのかい...?!

なんとも下町、Oberkampfらしいこの雰囲気...平日の夜も
かなり盛り上がっている。
これからの季節、アペロ〜食事とあちこちハシゴするのも
楽しそう。

大賑わいの新しいBar

ここも深夜までいつも人がいっぱい

2012年5月16日水曜日

Garage Goth Band


The Black Bellesのライブに行って来ました。
最近、気に入っているアメリカの女のコ4人のGarage Goth Band。
全身黒づくめの魔法使いのようなファッションとメイクが
アニメチックで最高にカワイイ。
White StripesのJack Whiteの秘蔵っ子らしく、彼の個人レーベルから
デビューしたことで、最近メディアでも話題になりはじめています。

サンマルタン運河沿いのライブハウス
point éphémère

kick out the jams,Mather Fucker
パンク写真展も開催中

懐かしい〜、Nina Hagenさま!

New York .Dolles in Paris

サンマルタン運河沿いにあるPoint Ephémèreでのライブは初めて。
この番地のはずなんだけど...人が誰もいない。
恐る恐る扉を開けて中に入ってみるが、どう考えてもここでライブを
やるとは思えない。
日にちを間違えた?!
細い迷路をウロウロ行くと、あれれ〜、メンバーらしき黒装束の
女にコたちがスタッフと食事をしている...。
なんと、堂々と裏口からBackstageに来てしまったらしい。
知らないって素晴らしい!

実はこの日のライブ、メインはJAMES CHANCEというジャズ風の
Punk rockで70年代NYで一世を風靡したミュージシャンらしい。
彼女たちはその前座だ。
なので会場の中は若いコからオシャレなオジさま、時代を越えた
筋金入りのRockerなど....ファッションも風貌も幅広くて
見ているだけで楽しくなる。

自称Rocker、筋金入りのオジさまたちも...

小さなステージ
この雰囲気、大スキ!

youtubeで見たまんま...メッチャかわいい!

ライブは最前列で、これ基本

ステージはyoutubeで見たまんま、音は意外とパワフルで
ドラムもいい。
トレードマークの帽子に12センチはあると思われる
ミラクルハイヒール、ミニスカート...みんなめっちゃカワイイ。
このハイヒールのせいか、音に反してほぼ動かない(動けない?!)
ってところも擬似的、人形みたいでイケてる。
逆に細腕のネエちゃんのドラムは激しく、髪を振り乱し...
いつのまにか被っていた帽子もフッ飛んでいる。
ノリノリのステージは30分...7、8曲の持ち歌すべてを歌って
早々とおしまい。
最後にドラムが落ちていた帽子を拾って再び被り...そっけなく
3人はステージを降りていった。
アンコールもなく、いいねいいね。
このクールな感じが妙に新鮮だ。

デビューしたばかりのThe Black Belles、みなさんどうぞよろしくね。
ところで、4人組だったはずなのになぜか3人に...
キーボードのコがいない。
どうもやめちゃったらしい...?!

スタッズがいっぱい付いたこんな靴
欲しい〜!