2010年5月29日土曜日
Rさんちの豪快パスタ
夕べは友だちのデザイナー、Rさんのお宅に誘われてごはん。
もとウンガロの片腕、フェミナン&セクシー系のドレスに定評の
ある彼の料理の腕前は、以前から噂に聞いていた。
奥様のアボカドサラダで始まったこの日のdinner。
ショウガがピリッと利いた、和風の豚しゃぶサラダはさっぱりと、
続いてラングスティンとイカのフライ。大好物なのだ!
会話は自然とイタリアの話になり、食事をしながらもヴェニスの
美味しいレストランや、旅先での笑い話で大いに盛り上がる。
いいな〜、こういうのって。
そう、私たちは美味しいモノを食べている時も、大抵ご飯の話しを
している。もちろん友だちも同じ。
類は友を呼ぶのだ。
そして登場したRさんのパスタ3品。
まずはラングスティンのクリームソースとポルチー二茸のパスタ。
もどしたポルチーニ茸を軽く焼いて焦げ目をつけ、
肉厚の茸の歯ごたえが、濃厚なソースにキリッとアクセントをつけている。
続くシーフードとサフランのスパゲティ。
一瞬、オイスターソース?を感じさせる懐かしいasian風味は、
どうも秘伝の魚介ダシらしい。
そして締めはボンゴレ。大きなアサリがゴロゴロ。
シンプルだからこそ、素材の素晴らしさが生きている。
ごちそうになったお料理は、噂どおり素晴らしく美味しかった。
豪快でダイナミックでいながら、繊細さを感じさせる....
Rさんの人柄と同じだ。
いったい何本のシャンパンとワインを空けただろうか?
美味しくって、楽しくって気がついたら1時を回っていてビックリ。
どうもごちそうさまでした。
ラベル:
パリ、ごはん、友だち
2010年5月26日水曜日
プーリアのタコ
早いもので5月も残すところあと数日。
食事の時、親子3人でついつい盛り上がってしまうのが
夏のヴァカンスの計画だ。
息子が学校に通うようになってから、日本へ行けるのは
多くて年に2回。
それも夏休みのような大きな休み(なんと2ヶ月間!)
かクリスマス休暇の2週間に限定される。
たまには春や秋といった、日本の繊細な四季を味わいたい
と思うけど、そんな贅沢な帰省は当分できそうにない。
でもフランスにも美味しいモノは溢れている。
イタリアやスペインなど陸続きの隣国を含めれば、もう
いくら胃袋があっても足りないくらい。
こんなに美味しいなら、もう肥ってもいい。
それも人生〜!っとつい調子にのって、後で大変なこと
になるからとっても危険なのだ。
去年の夏、日本からパリに戻り、再び家族で出かけた
南イタリアのかかとに位置するプーリア。
ここの海辺で食べたタコは、たぶん生涯忘れないだろう。
a la plancha。
グリルにしたプリプリの小タコに、岩塩とソバージュで香り
高いプーリア産のオリーブオイルをたっぷりかけて、キリッ
と冷えたビノ ビアンコ。何て幸せ〜!!
今年の夏は、日本の田舎を電車で旅しようと思う。
場所はまだ決めていない。
まず美味しいモノがあること!が、行き先を決める一番の
条件だ。
XXXでOOちゃんと会って、XXでランチ、XXXでお寿司を
食べて.....今夜もきっとこの話し。
我が家のヴァカンスは、もう既に始まっている。
ラベル:
ヴァカンス、イタリア、タコ
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