2011年10月31日月曜日

お好み焼き


日曜日、M帆ちゃんからお好み焼きのお誘い。
「行くいく〜!」

午前中のうちに魚を買いにマルシェへ。
イワシ、サンピエール、イカ....取りあえず今週分の魚介を買い込み、
三枚におろしたり内臓を取り除いたりして冷凍庫に保存。
ノルマンディーから売りに来ていた農園のカボチャがあまりに
可愛くて....そうだ、息子と一緒にお化けカボチャを作ろう!
と思いたつ。
ハロウィン用の大きいサイズがなかなか見つからず、
小ぶりだけど形のキレイなものを2つ選んで買って来る。
ところが「もう子どもじゃないんだからさ....」と息子。
「あっ、そう....」あまりにあっさり言うので、寂しさを
通り越してひょうし抜けてしまう。
仕方ない、一人で作るか。

それにしても、カボチャってなんでこんなに固いんだ?
2種類のナイフを使って悪戦苦闘。
あまりの固さに右手には大きなタコが....。
わたしは一体なにをやってんだ?!

暖炉の上に2つ並べて飾ってもらう。
ちょっと小さすぎた?!

夜、お化けカボチャを持ってM帆ちゃんの家に行く。
「じゃ〜ん!」自慢気に子どもたちに見せると、二人とも
予想以上に喜んでくれた。
なんてカワイイやつらじゃ〜!
うれしい! うれしい!

家電好きのM帆家に最近届いたという天板で、ワイワイみんなで
お好み焼きを焼いて食べる。
豚、イカ、お餅、キムチ....なんでも好きにのっけて焼いて....
この気楽さがいい感じ。
なんやかんやと家族の懐かしい写真を見ながら盛り上がり、最後は
初々しいM帆ちゃんの学生時代の写真もでてきて....
ファミリアルで楽しいごはんでした。
ごちそうさま〜!♡

大人のつまみは豪華、
蝦夷ばふんウニ!


Myお好み焼き、美味しいそうでしょ!

わんぱく盛りのVク、5歳。

ママ似の美人、Mド。
9歳。

愛妻家のA。
ウニとバターを合わせて食べるのがフランス流?!

暗くすると、微妙に顔が違って面白い。

こっちは、ちょっと意地悪だ。

2011年10月29日土曜日

Aちゃん親子2


暖かい陽気が続いている。
Toussant万聖祭のヴァカンスに入って、街の中は気のせいか人が
少ないような....ジムもスーパーのレジも空いてていい感じ。

週末からパリに遊びに来ているAちゃん親子。
娘のR子ちゃんは、さすがに観光にも疲れてきたらしく
「家で待ってる」が多くなる。
息子とゲームをして過ごす方が魅力らしい。
仕方なく?!その合間に精力的にショッピングするAちゃん。
大きな袋を抱えてタクシーで戻って来たと思ったら、ゆっくりお茶を
飲む間もなく、お次は子どもたちを連れてサーカスへ。
その後は....みんなでNちゃん宅にお呼ばれだ。
あ〜、忙しい忙しい。

まずはアペロ....シャンパンで乾杯〜!

Nちゃん宅に到着すると、すでに宴の準備万端。
今夜は、ご主人のKちゃんがベルリンから持ち帰ったソーセージを
メインにシュークルートを食べる会なのだ。
といっても、当のKちゃんはすでに日本出張に発ってしまって
留守なのだが....。
ありがとう〜、Kちゃん!


ラタトュイユ、オニオンタルト、コーニッション

本場のソーセージは最高おいしい!♡

口直しにエシャロットのサラダ

子どもたちは、別テーブルでラクレットをたっぷり食べて大満足。
女子は今宵も弾ける弾ける....おしゃべりがとまらない。
夫がいてもいなくても、いつもこの調子なんだけど。

メンズは静かにipad。

すっかり仲良くなった子どもたち。


はじめてのパリ、R子ちゃんの目にはどんな風に見えただろうか。
もっともっと連れて行きたいところ、見せたいものがあったけど
同じ年頃の友だちもできて、パリが少し身近になったかな...。
だったらうれしい。

明日は最終日。
夫がフレンチレストランに連れて行くとはりきっている。
そう、あっちこっちと連れ回したわりに、まだ一度もまともな
フレンチを食べさせてなかったのだ。すまない....。
エスカルゴが食べたいっていうから、最後はコテコテにパリっぽい
お店に行って、二人を送り出したいと思う。

また遊びに来てね〜!♡

そんなこんなで最終日のエスカルゴ!

なんだかんだもう17、8年来の友だち!♡

2011年10月26日水曜日

Aちゃん親子


東京から友だち親子が遊びに来て、週末からうちに滞在している。
女性誌の編集者であるAちゃんと11歳になる娘のR子ちゃん。
実はこの二人、10年前にも一度パリに来る予定でいたのだが、
出発直前にR子ちゃんがウィルス性の風邪にかかり、急遽取りやめに
なってしまったことがある。

Aちゃんは、独身時代からパリはもう何度も来ているけれど、
バレエを習っている娘に一度オペラ座の舞台を見せたかったらしい。
今回、残念ながら父君のIくんは仕事で来れないけれど、Aちゃんと
R子ちゃんの学校のタイミングが上手く重なり、めでたく初の
パリ親子旅行となったわけである。

この日を首を長くして待っていた息子は、Aちゃんから山のような
マンガお宝グッズをもらって大喜び。
なんだ、なんだ?!
カバンいっぱい全部、息子のお土産じゃないか!
もちろん、ガイドは任せてくださ〜い。
てなわけで、翌日から息子の案内で母娘のパリ見物がはじまった。

ついにワンピースのキャラ弁が出た!

朝から素晴らしい快晴。
しかし気温は3℃...日中は10℃近くまで上がるだろうと予報では
いっているけれど。
オペラ座、凱旋門、エッフェル塔...翌日はルーブル...と、まずは
基本のコースをこなした様子。

月曜日は午後からユーロディズニーへ。
なん年ぶりだろう? 
なんだかシンデレラ城がやけに小さく見えるけど、気のせいか?!
偶然にも、子どもたちは二人とも絶叫マシーン系がまったく苦手で、
コーヒーカップや迷路になったアリスの庭で十分満足している様子。
ここまで来て、これでいいのか.....
親としては、なんとなく情けない気分になる。

日本より規模が小さいユーロディズニー

STUDIOの方はハリウッド映画の世界...

ノートルダム寺院、オルセー、オランジェリー美術館...当然、親は
あれもこれも見せたいと思うけど、子どもはそれほど貪欲ではない。
「美術館はもういい」とR子ちゃん。
緊張だって時差ボケだってあるだろうし、日常からかけ離れた
世界を一度に見せられて疲れてしまったのかもしれない。

午後から子どもたちは家でのんびり...。
母は待望の?!ショッピングへ。


夜は友だち親子が遊びに来て...母子会ごはんとなる。
子どもたちはあっという間に打ち解け、いきなりwiiでパワー全快。
母たちもワインを飲みのみ、おしゃべりが尽きない。
日本から戻って来たばかりの夫は...あれれ?!
いつの間にか静かに寝室へ退散している。

パリも東京も、どこもこんな感じでしょうか....?!

近所のヴォージュ広場をのんびり散歩

子どもは子ども同士が一番だね!

イエナのマルシェへ。
チボーさんの八百屋に並ぶ冬のハーブ

トマトもこんなにいびつでカワイイ♡

青々した若オリーブの実

ヴェルサイユのレリーフ

鏡の間のシャンデリア

2011年10月23日日曜日

居酒屋ごはん


「週末、うちでごはんどうですか〜!」
Tちゃんからうれしいお誘いがかかる。
なんと居酒屋風のメニュで、主のK司くんが自慢の豚の角煮を
作ってくれるという。
今週は夫がまたまた日本に行って留守。
学校もヴァカンスに入ってすっかりお気楽気分のわたしたち。
わ〜い! 行くいく〜!♡

サバのリエット
エストラゴンが効いてgood!

一足先に到着していたM穂ちゃん親子。
T家のご主人も日本に出掛けて留守らしい。
共に子連れで、親戚のうちに来たみたいな和やかな雰囲気....
いい感じ。


シャンパンを飲みながら、Tちゃんお手製のサバのリエットを
つまむ。
エストラゴンが効いてあっさり上品なお味。さすが〜!


さっそく最近、K司くんが手がけたバッグを見せてもらう。
そう、彼こそがミッシェル クランを支える片腕デザイナー。
そのK司くんがデザインしたトートバッグがこのたび宝島社から
ムックとして発売され、かなり評判になっているらしい。
小さなリボン柄にラミネート加工、遣い心地もよさそうで
カワイイでないの!
冊子にはもちろんK司くん(かなりの男前!)も
紹介されているのでぜひ買って見てください。

話題のムック、宝島社から出ています!

ふたりの手料理を頂きながら、ほぼ女子会のようなノリではなしは
どんどん盛り上がる。
K司くん、子どもたち....メンズ3人もマンガ本を広げながら
楽しそうな様子。
時折、K司くんもこちらの会話に加わり、じっくりと耳を傾け二言
三言.....再び子どもの方にもどっていく。
さり気なくみんなを気遣いながらも、彼自身も楽しんで
いるような...。
この自然体がその場の空気をとてもい心地よくさせる。

テーブルに並んだ居酒屋料理...わ〜い!

大豆と香味野菜のヘルシーサラダ

ニンジンがたっぷりの洋風おから
とまらない美味しさ!

じっくり煮込んだ角煮、煮卵、青菜、
それにグレープフルーツがK司風!

クレソンの胡麻和え

鶏肉と竹の子の炊き合わせ 

外側カリカリ、中ジューシー
鶏の唐揚げ

一瞬で子どもたちに食べられてしまった
のり巻き

またマンガ....好きね〜!♡

二人の心尽しのお料理は、どれも優しく美味しくて...
楽しいはなしは尽きない。
美容、子どものこと...いつになくM穂ちゃんも熱を込めて話す。
人見知りで不器用な人間だからと意外なことを言うTちゃんも、深く
知れば知るほどに無限の強さを感じる賢い女性である。

なんと、4人で5本半のワインが空いたって?!
またまた今宵も午前さま.....子どもが一緒だって、こんな調子。
やめられましぇ〜ん。

2011年10月18日火曜日

雨の女子ごはん会/イタリアン編


このところ急に本格的な寒さになってきたパリ...
買いものついでに立ち寄ったパレロワイヤルもすっかり秋の色。
旅行者や公園で遊ぶ子どもたちの姿も消えて、静まり返っている。
これから日もどんどん短くなって、今年も終って行くんだな....。

パレロワイヤルの並木

すっかり秋の色.....


今夜は女友だちとイタリアンレストランへ行く。
もちろんいつもの顔ぶれ...最強女子がみんな集結する。
なんていうと、ものすごい集まりのようだけど、楽しいごはん会。
夫と子どもの食事の支度をして....宿題をみて....ベビーシッターを
頼んで...と各々、家を留守する前にやるべきことは山ほどある。
しかも午後から激しい雨....。
それでも約束の20時には、マレのイタリアンに全員が揃った。
う〜ん、みんなさすがだね!

北マレにできたイタリアレストラン「IL PREZZEMOLO」。
薄生地のピザが美味しいと評判の店らしく、食通Rさんのブログにも
紹介されていた。
それを見たNちゃんが「みんなで行ってみようよ」と。
実はわたしもそのブログを見て、一週間ほど前に夫を誘ってすでに
襲撃済みだったのだが、その日はあいにくピザがなく、仕方なく
前菜とパスタを食べた。
ところが自家製の手打ち麺は、もちもちアルデンテ...トリュフが
たっぷりのっていて、期待以上の美味しさ。
これはひさびさのヒット。
次は絶対にピザを食べなくちゃ!と思っていたところだ。
恐るべし、Rさん食ブログの影響力?!

生ハムあれこれ盛り合わせ

ナスとトマトのグラタン&ガーリックトースト

モツァレラ、焼き野菜のマリネ、生ハム....

ルッコラのPizza Bianchi

トリュフのピッザ、美味しい!♡

アーティチョークとサンダニエル

店のスタッフのほとんどがイタリア人。
愛想のいいフランス人の兄ちゃんが、ほぼ一人でサービスをこなす。
平日、しかも雨の夜だけど、店はあれよあれよの間に満席だ。

イタリアの泡々...スプマンテを飲みながら、前菜をつまむ。
生ハム、これ何人分?! なにしろボリュームがすごい。
トロッととろける極上のサンダニエル、コッパ...なんだけど、
これだけてんこ盛りになっているとありがた味が薄くなる。

前回とは逆に平日はピザのみということで、もちもちアルデンテの
パスタは食べれない。
ではその噂のピザを......それぞれ好きに頼む。
「人数が多いから大きめのピザ生地に半々ずつ好みの具をのせては
どうか?」と兄ちゃんが勧めてくれる。
どれどれ....確かに塩味の効いた生地は程よくモッチリして美味しい。
でも薄いところがあったり分厚いところがあったり、たぶんサイズを
大きくしまったせいで、生地にムラができてしまったのだろう。
なんだ....ちと残念。
それにしても、いくら美味しくてもピッザはやっぱり飽きる。
ピッザがメイン?! 
お昼ならいいけど、なんかもうちょいガツンと料理がほしい。
でもみんなでワイワイ、こんなに楽しく食べたのだから今日の
ところは満足としよう。

M帆ちゃん、Nちゃん、今夜もノリノリ〜!

いつもニコニコMりちゃん、
そしてHちゃんもとばす飛ばす〜!

T子ちゃん、Mみちゃん、またまたMり....
黒美女3ショット

ごはん会は今宵も盛り上がり、5本めのワインを飲み終える頃.....
とうとう最後のお客に。
「もう1件行こうか?!」誰ともなく言いだし、傘をさしながら
みんなで近所のカフェに移動。
ったく.....楽しくてやめられないね〜。

2011年10月16日日曜日

怒濤の週末


友だちが立ち上げた震災復興支援チーム HOPE&LOVE FOR JAPANが
主催するチャリティイベントが、今夜バスティーユのライブハウス
OPAで行われる。
深夜10時... 近所に住むMドンが5歳の息子Sを連れてやって来る。
今夜はうちの息子がベビーシッター。
5歳児を寝かせつけ、朝までしっかり面倒をみるのだ。
もちろんはじめての体験。大丈夫だろうか...。
といっても夫が隣室で寝ているから、まあ心配はないんだけど。

バスティーユ広場もさすがこの時間は静か...

ライブ会場は家の向いの河を渡ってすぐのご近所。
0時の開演前に募金箱を設置したり、あれこれ準備を...。
今夜のライブはエレクトリック系のミュージシャン&DJが5組。
Mドンのご主人、H野くんももちろん出演するので、友だちも大勢
来てくれるはず。
朝の6時まで盛り上げるぞ〜!

満員御礼...暗すぎて写真が撮れない。残念!

HOPE&LOVEのフライヤー




なにしろ会場が暗すぎて、写真がうまく撮れない。
仕方ない...。

イベントは大盛況のうちに終了。
この収益金は石巻の炊き出しボランティアチームに送る予定です。
みなさんお疲れさまでした!!!♡

家に戻って、死んだようにベッドになだれ込むが、1時間後息子に
起こされる。
そう、土曜日は予定がいっぱい。
習い事やらなにやら...週で一番忙しいんだっけ。
まもなく、FEMME DE MENAGEが来て掃除をはじめ、バタバタと
落ち着かない...眠れない...で、ひたすらコーヒーを飲みける。
午後になってようやく昼寝を。
2時間ほど死んだように熟睡して、ゆっくりお風呂に入り、ようやく
生き返った気分になる。

夜はRさんの家にお呼ばれ。
今夜はフィレンツェから靴職人、パリ在住のデザイナー、日本から
来ている編集者もくるというから、賑やかなごはんになりそうだ。

フィレンツェ在住のF谷氏は、il micioという名前で完全オーダー
メイドの靴を作っている有名な靴職人。
木型から底付けまですべて彼の手で行われ、出来上がるのは注文から
1年後。価格は55万円から...というまさに孤高の職人らしい。

話はイタリアの食にはじまり、不安な経済状況...ウラ社会...ワイン...
見かけによらずおしゃべり好きなようで、ほとんど彼のペースで
どんどん話はひろがり、こちらも思わず聞き入ってしまう。
おもしろい!

まもなく編集者のT夫妻がやって来て...
あれれ、な〜んだ古巣S社の人じゃない!
当然、元同僚、知り合いもたくさんいて、いっきに話が弾む。

とびきり新鮮サラダ...
さすが野菜のチョイスも最高!

キノコとハーブのパスタ

マスタードが利いた絶品パスタ♡!

トスカーナワイン LUCENTE2009

モードの仕事をしている人たちだけど、みんな驚くほどワインに
詳しい。
美味しい食事、ワイン、美しい靴...服...なにか通じるものが
あるのかもしれない。

Rさんがキッチンからなにやら運んで来た。
わ〜、COTE DE BOEUFだ。1.6キロだって!
フライパンでまずは外を焼き付けお肉の風味を閉じ込めて、その後
オーブンに入れて低温で30分...絶妙な焼き加減。
みんなにワインをサービスしながら、キッチンを行ったり来たり...
パスタはバッチリのアルデンテ、お肉は完璧。
ひとりで手際よく料理するRさん。しかも楽しそう?!
いつも感心するけど、これはもうプロの手技。
ホントにお見事です!

Rさん、夕べはいっしょにチャリティティイベントに参加して、
朝の5時まで盛り上げてくれたのに...なんてパワフルな人?!
眠気も疲れもすっかり忘れて、今宵もまたまた午前さま。
いや〜、ホントにお疲れさまでした。
明日は日曜日。
ゆっくり眠りましょう♡。

見事な骨付きステーキ

見るからに柔らかそうな...♡

1961年、Rさんの生まれたお宝ワインが登場!

靴職人、F谷氏...おもしろい...

メンズデザイナーのM氏