2012年10月3日水曜日

肉を食す


ひさびさにIenaのマルシェに出かける。
チボーさんの店には、すでに知り合いのシェフが数人...
レストランの仕入れに来ている。

ちょうど数日前、シェフのMくんがFBにアップしていたセップ鍋が
あまりに美味しそうで、作り方を教えてもらったばかり。
今日はセップ茸も買って帰ろう。
チボーさんのところで葉っぱもの、茄子、南瓜、芋類を買い、
反対側のきのこ屋に向かう。
あれっ、TOYOのシェフ、Tくんの姿が。
やっぱり...きのこはみんなここなのね。

素人が美味しいセップ茸を選ぶのは、なかなか難しい。
中がスカスカだったり、高価なものだけにがっかりする。
今日はラッキ〜!
Tくんが良さそうなものを選んでくれた。
セップ茸は包丁で切らずに、手で割くのだという。
香りがまったく違うそうです。
Tくん、ありがとう。

秋の野菜がいろいろ...
サラダ、ハーブ類もたくさん買い込む
活気あるIenaの市場
秋の食材といえば...きのこ

家に戻って、野菜をきれいに洗って...今夜のメニュを考える。
今日はCみんがDesnoyerのお肉を持って遊びにくる。
その肉を、なんとRさんが焼いてくれるという。
ステキ〜!
メイン持参のお客さま...それじゃ主役のお肉を邪魔しないように、
箸休めの料理をつくろう。

厚めに輪切りにした茄子に軽くパン粉をつけて、茄子のフライ。
じっくり弱火で揚げると中がトロトロ、まるでクリームコロッケ
みたいになると、東京のY子ちゃんが言ってたやつ。
パセリの根と葉のサラダ...セップ茸の茶碗蒸し...水菜の和えもの...
そうそう、お肉の付け合わせも忘れちゃいけない。
お芋はローズマリーとあっさり塩味で。

秋茄子、桃茄子、ゼブラ茄子

見よ、Cみんが持ってきてくれた、この見事な骨つき肉を!
軽く2キロはあるだろうか。
これを今夜、6人で食するのだ。
Rさんが慣れた手つきで肉に塩こしょうする。
軽くフライパンで焼き色を付けて、あとは低温のオーブンで
じっくり焼くだけ...。
楽しみ〜!

Desnoyerはパリで一番の肉や
ここのパテ、リエットも最高!

は〜い、焼けました!
Rさんがナイフを入れると、中はロゼ。
絶妙な焼き具合、最高〜!
Bravo、Rちゃん。

日本のステーキも美味しいけど、霜降りすぎて肉の味がしない。
やっぱり獣を食べてる?!って感じがなくっちゃね〜。
マスタード、醤油...でもやっぱり粗塩でシンプルに食べるのが
一番おいしい。

CみんとY子ちゃんは、この日おいしく食べたいがために、
しばらくお肉を我慢していたらしい。
我が家も普段はあまり肉を食べない。
300グラム買っても、2日分の夕飯になることがある。
とても育ち盛りの息子がいるとは思えない量...。

いや〜、ひさびさにお肉を食べた気分。
ものすごい満足感。
食べるときはこのくらいしっかり食べたい...それが肉ってもんだ。
盆と正月がきたようなお食事会でした。
ごちそうさま〜!

残った骨はカレーの出汁に
見事な焼き加減!

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