このところ毎日、雨が降ったりやんだりのパリ。
どんより垂れ込めた雨雲を眺めていると、ちょっと気が
滅入ってしまう。
FIAC 現代アートの大展示会が今年もグランパレをメイン会場に 、
123の世界を代表するギャラリーが参加して開催された。
金曜日はノクチューンで、夜の22時まで見られるというので、
学校帰りの息子と待ち合わせをしてでかける。
フランス最大の現代アート展 |
ガラス天井から光が... |
T.Murakami |
C.Boltanski |
J.M.Basquiat |
Neon Sign |
会場内は大盛況。
今は亡きアート界の巨匠から新人アーティストの作品まで...
アペロの時間帯ということもあり、ギャラリーでは顧客たちに
シャンパンが振る舞われている。
3500€から最高20.000.000€(約20億円)まで...ユーロ危機、EU崩壊と
危ぶまれる中、不況知らずのアート界?!なわけないか...。
つかの間のアート鑑賞、息子も興味津々でひとつひとつ
覗き込みながら、写真を撮ったり、カタログを集めたり楽しそう。
コンテンポラリーアートには、先入観をなにも持たない子どもの心も
がっちり掴んでしまう自由とエネルギーが溢れている。
来年も必ず足を運びたいと思う。
シャンゼリゼもすっかり秋の色 |
そろそろお腹が空いた、なにか食べて帰ろうか...。
迷わず一致で、Kunitoraya2へ。
あれれ、Sくんだ!
そういえば、先月からバイトに来ているって聞いていた。
数年ぶりに会うSくん、真っ白なユニフォームがとても似合っている。
7歳違いの息子とすこし照れくさそうに立ち話し...立派になったな。
南瓜のポタージュ |
烏賊の南蛮漬け |
カツオのたたき |
鶏の唐揚げ |
〆の国虎うどん |
ストウブ鍋の特製たぬき Gスペシャル!デカッ。 |
最近、口数の少なくなった息子が珍しく饒舌に話しはじめる。
音楽のこと、友だちのこと、学校のこと...心のうちをポツリポツリ。
場所が変わるとこんなになるんだ?!
なんだか単純すぎてちょっと安心する。
「いい加減、子離れせんと〜」大将のMとちゃんがからかう。
金曜日の夜に、ママとこんなところでご飯たべてちゃ
ダメなんだと。
そうですかね.....全然いいと思いますけど。
まだまだ話し足りなくて、デザートはハーゲンダッツの
アイスクリームカフェで。
夫は留守、たまには息子とこんな夜を過ごすのも悪くない。
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