新緑のこの季節、いつもだっらサンマルタン運河もキラキラ...
春の優しい日差しに輝いているはずなのに。
10区の専門店へ行く。
la tête dans les olives、A.デュカスなどプロの料理人たちにも
絶賛されているイタリア、シシリア島の食材を扱う専門店だ。
常時数十種類あるオリーブオイルは、すべて試食できる。
他にイタリアの強い太陽をたっぷり浴びた肉厚のドライトマトや
ドライイチジク、オリーブの実、ケッパーの塩漬け、アンチョビ、
ナッツ類など厳選された食材がところ狭しと並び、あれもこれも
みんな欲しくなってしまう。
量り売りのオイルは、空瓶を持ち込むとお得
アリーグル市場のあるこの界隈、車を駐車出来る場所が見つからず、
30分以上もぐるぐる...。
「もうとっくに着いてるわよ」とY子さんから電話。
「もう、車なんて捨てたくなる〜!」と怒り気味のNちゃんが、
「カニサラダ、頼んでおいて〜!」
運転しながらしっかり注文。
ようやく適当な場所を見つけて店に到着。
お腹がすいた〜!
まずはワインで乾杯。
待ってましたのタイミングでカニサラダが出てくる。
すご〜い、このカニ肉の豪快さ!
ここに来ると必ず決まって食べる...食べたくなる。
でも当然ながら、お値段もすばらしすぎて、人数が大勢でないと
なかなか頼めない至高のひと皿なのだ。
着いて早々、みんな黙ってカニの身をむく...といっても、すでに
食べやすく切れ目が入っているのがありがたい。
あとは、忘れてならないタコサラダ。
ほどよくマリネされた柔らか茹タコは、タコ好きにはホント
もうたまらないのだ。
とりあえず空腹が満たされ落ち着いたところで、そろそろパスタを。
ここはパリでは珍しくサルデニア名物、麦の形をした小さなパスタ、
フレゴラがある。
クスクスを大きくしたような...お米のような不思議な食感。
サラリとしたスープ系のソースに混ぜるようにして食べるのが
一般的らしい。
M人が目敏くフレゴラのイカ煮込みを見つけ、迷わず注文。
それにラビオリ...このオーナーのマンマが手打ちした生地に
季節によってフォアグラ、キノコ、野菜、果物などがふんだんに
使われ、他では食べられない究極のラビオリなのだ。
今夜のおススメは、イチジクと子牛肉、リコッタのラビオリ。
いいね〜、これひとついきましょう。
あとは...カラスミのスパゲティも忘れちゃならない。
子どもたちはボンゴレ、いつもきまってこれ。
子どもは食べることには、常に保守的なのだ。
みんなお腹がいっぱいで動けない...大満足。
またみんなで来よう。
M人は来月オープンするMASSATO SALON ロンドン店の準備のため、
行ったり来たり大忙しのようだ。
オリンピック前で街も活気付いているというし、タイミングとしては
まさにドンピシャ、バッチリ。
今後の活躍がますます楽しみだ。
今夜も美味しくたくさん頂きました。
ごちそうさま。
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