極寒のパリより

ここ数日、パリは凍るような寒さが続ている。
時おり小雪がチラついたりして、交通機関もあちこちで

大混乱している。

恐る恐る車のエンジンをかけてみる。

掛かった〜。ホッとひと安心。

さすがに土曜の朝９時前、車も人もまばらだ。

ファーマシーの外の温度計は−１℃になってるけど、そんなバカな...

体感温度はもっと低いぞ。

こんな極寒の朝に、私たちはいったいどこへ行こうというのだ？！

もちろん、イエナのマルシェ。

チボーさんの市場に一週間分の野菜を買いに行くのだ。

普段は全然マメじゃない夫も、ここの野菜はかなり認めて

いるらしく、今や他の野菜は食べたくないと言うほど。

率先して車を出してくれるようになった。

パリ近郊の限られた畑で作られた、この季節にしか収穫できない

ホンモノの有機野菜。みずみずしさ、野菜本来の甘みや辛みが

しっかりあって、見た目は多少いびつでも、しっかり大地の

香りがしてエネルギーいっぱいなのだ。

そうだ、今夜お呼ばれしているNちゃんのところにも少し

お裾分けしよっと。

朝９時のマルシェ。さすがに人もまだ少ない。

いまが旬のキャベツ、カリフラワー。

黒いダイアモンドを発見？！　

トリュフも山積みで売られてる。

思わず脚が止まったアワビ。

食べたい...食べちゃえ。

今週もウニ、ホタテ...

豪快にいっちゃおう？！