2010年6月8日火曜日

家ごはん

普段、家族3人で食べる家ごはんの時は、食べたいモノというより
栄養バランスを基本にメニュを考える。一応....ちょっと意識して。
海藻、大豆、乾燥きのこ、根菜類は常備食で、日本へ帰った時に
大量に買い込んで来るので、切らすことはない。
というわけで、うちの家ごはんの見た目はかなり地味になる。


いりこの田作り
ヤマイモとオクラの梅肉和え
メカブと生わかめの酢の物

日頃の食事が、どうしてもワインに合うつまみ中心になるので、
この時ばかりはお酒を抜ける絶好のチャンス。
なんだか病院のリハビリごはんみたい?!

締めはツルッとそうめんでも茹でようか?
こんなごはんもパリで食べれば、かなり贅沢な家ごはん。
よくできたもので、息子だって文句も言わず喜んで食べる。
日本人、どこに住んでいても日本のごはんが一番なのだ。






2010年6月7日月曜日

誕生日会

6月といえば学年末。
7月から夏休みに入り、9月には新しい学年に進級するフランス。
ようやく試験が終わったこの時期は、ケレメス(学園祭)や習い
ごとの発表会と、子供関係の行事に親が駆出されることが多くて
大忙しなのだ。

先週末の土曜日は、息子が週に一度通う日本語学校の友だち
カノンとサラのお誕生日会があった。
学校の友だちと言っても、狭いパリの日本人社会。
親同士もお互いに子供ができる前からの友だちだったり、
異国に暮らす日本人同士、なにかと頼りにしている心強い仲間
でもある。



カノン13歳、サラ12歳。
ケーキはサラちゃんのママ 、Yちゃんが近所で美味しいと評判の
パティシィエに注文。なんとその店に偶然いた、日本人の見習い
くんが2人の名前をカタカナで書いてくれたらしい。
見習いくん、BRAVO〜!

クラッカーに紙吹雪、音楽、ダンスと子供たちは大はしゃぎ。
大人たちは別室でシャンパンを飲みながら、まったりとおしゃべり。

こうしてパリの夜は更けていく。

2010年6月6日日曜日

ドクロ展





Musée Maillolで開催中のエクスポジションへ行く。

VANITES/de Pompéi à Damien Hirst
ヴァニティ、ポンペイからダミアン ハ−ストまでと
題されたこのエクスポ、ドクロを題材にした絵画やオブジェ、
写真、宝飾品など、なんと紀元1世紀のポンペイ時代から今日
までの作品が一堂に公開されている。

VANITESとはこの世の儚さ、生きることの虚しさを意味する
言葉で、死を描写するモチーフとして昔からドクロが描かれ
ていたそうだ。
どんな人間も皮を剥げば、その下にある骸はみんなこの姿。
そんなことを考えながら作品を見ていると、滑稽でもあると
同時に、急に恐ろしく感じてくる。
自分の姿でもあるのに、見たいような見たくないような.....。
だからこそいつの時代も人を魅了しているのかもしれない。

それにしてもあるあるある、ドクロ。
ちょっと間抜けなドクロ、カワイイもの、うっとりするほど
キレイなドクロに、思わず目を逸らしたくなるようなものも。
ピカソ、セザンヌ、 ブラック、ウォーホールにアーヴング
ペン、ヘルムート ニュートン、メープルソープ.....。
キュレーターのセンスも抜群にいい。

6月28日まで公開中です。

帰りにベルティヨンのアイスクリームを食べて家に帰る。

家に戻って間もなく、友だちのKくんがパソコンの修理の
ために来てくれる。
パソコン関係のトラブル、こういう時にぱッと飛んで来て
くれる友だちがいるのは本当にありがたい。

アペリティフに白ワインを飲みながら、マルシェで買ったパテを
つまむ。はじめて麻の実のパンっていうものを買ってみたけど、
香ばしくてなかなか美味しい。
サラダとパスタで今夜は軽く家ごはん。

明日から、また新しい週がはじまる。
忙しくなるぞ〜。

2010年6月5日土曜日

フランス人好みの日本食



この数日、素晴らしい快晴が続いている。

季節を問わず日焼けをこよなく愛するフランス人は、
日焼け対策なんて無用?!
どこのカフェのテラスも人、人、人でいっぱいだ。
中には日中からパスティス(南仏のアニス酒)なんて
飲みはじめているのもいる。
この国ではキレイに日焼けした肌は、ヴァカンスに
行った=小金持ちの象徴?!となるのだ。

夕べ、久々にうちにやってきたフランス人たちも、
みんなそろって誇らし気に日焼け自慢をしていた。
Marie José はポルトガル、StephanとChristopheは
マラケッシュとそれぞれヴァカンスから戻ったばかり。
3人ともLVMHでコマーシャルを担当している、夫の
古くからの友だちだ。
仕事で何度も日本を訪れている3人は、大の日本食好き。
パリの日本食レストランのことにも詳しく、柚子や小豆、
梅といったフランス人には、馴染みの薄い食材のことも
よく知っている。
そんな彼らだから当然、和食を期待しているに違いない。
というわけで、久しぶりに張り切ってみた。

里芋のビシソワーズではじまった今夜のディナー。
ジャガイモの代わりに里芋、豆乳であっさり仕立て、
食べる直前まで冷蔵庫で器と一緒に冷え冷えにして
おく。
続いてサーモンとアボカドのサラダ。
これは急遽、変更になったもの。
ホントは生春巻きの皮で包む予定だったのが、時間切れ
でアウト。春巻きのソースもそのまま入れて、乾燥フヌ
イユを散らして誤摩化してみた。
人を呼ぶときは、なるべく時間に余裕を持って準備する
と心掛けるんだけど.......う〜ん、反省!
でも意外と悪くなかったかも?!



お肉好きのStephanのために肉料理を2品。
まずは蒸し鶏。山椒醤油でさっぱり食べてほしかったけど、
フランス人にはもう少し濃厚な方がいいかも?と、山椒
醤油にマヨネーズと柚子コショウを加えたたれを作って
みた。コレが正解! 案の定、こってり系ソースの方を
気に入ってくれた。
もう一品はイベリコ豚。スペインから直送されたもので、
友だちがお裾分けしてくれて、大事に冷凍庫に寝かして
おいた貴重なブタくんだ。
見た目以上に脂たっぷりのイベリコ豚だから、塩こしょう
してそのままフライパンで素焼きする。みるみるうちに
脂が出てきて、まるでフォアグラみたいだ。
小タマネギのみじん切りと白だし、玄米酢をあえてたもの
を薬味のようにたっぷりのせて食べてもらう。
「身体によさそう!」っとMarie Joséの娘、Juliaもサラダ
のように気に入ってくれたみたい。


締めはごはん。
ゆかりと大葉のふりかけごはんを、それぞれ型ヌキして
檜の箱に詰めてテーブルへ。
「Woo〜! Bravo〜!」ただのふりかけごはんがこんな
にウケるなんて!!
ケータリング会社をやっている友だち、N子ちゃんから
教えてもらったこのアイデア。外国人はごはんだけを
単独で食べれないから、軽く味付けして型ヌキして手で
つまめるようにすれば、食べやすくて見た目もキレイ。
なるほど....さすがプロ。これはけっこう使えるワザだ。


シャンパンにはじまって白、赤ワインと続いて、最後は
またシャンパンで乾杯。
DEUTZのシャンパンは優しい気泡と色合いが、なんとも
優雅で、いつ飲んでも幸せな気分にしてくれる、お気に
入りのシャンパンだ。

あ〜、またまたよく食べて飲んで笑った。
レストランへ行くのも好きだけど、家ごはんもいいな。
まったりと優しい時間が流れて、幸せだなっと思う。

2010年6月4日金曜日

サンジェルマン散策






初夏の訪れとともに毎年6月行われるアートイベント
PARCOURS SAINT GERMAIN=サンジェルマン散策。
サンジェルマン界隈のブティックやカフェ、ホテル
30件ほどがアーティストをゲストに向かえ、作品を
展示する催しで、10周年を迎える今年のテーマは音。
主催はパリ市で、参加しているメゾンもルイ ヴィトン、
ディオール、アルマー二と大御所揃いだ。

初日の昨日、ヴェルニサージュに出かけてみた。
まずはCafé deux Magotsをのぞいてみる。
写真家Lisa Rozeの撮った儚げで美しいヴァネッサ
パラディが道行く人の足を止めている。
続いてルイ ヴィトンは、なんと鳥の観察小屋で、
ブラジル人アーティストの作品だ。
中に入ると、なるほど...双眼鏡が備え付けてあり、
南米の鳥の声が流れている。
ディオールのAnya Zholudのワイヤー彫刻も素晴
らしい。ビアンナーレで注目を浴びたロシアのアー
ティストだ。

優しい日差しが残る爽やかな初夏の夜、地図を片手に
ア ートクルージングしながら、シャンパン飲んで
おしゃべりを楽しんで......
なかなか粋なことをするじゃないか。パリ市は。
平日だというのに、子供たちの姿もチラホラ。
みんなとっても楽しそう。

それにしても、この日はどこをのぞいても知リ合が。
10年ぶりに会う古い知り合い、一昨日も一緒だった
友だち、確かどこかで会ったような...見覚えのある顔。
パリって意外と狭くて、どこかに去って行ったと
思ってた人が、いつの間にかまた戻ってたりする。

偶然会った友だちと軽くピザを食べて、お次はNY
からやって来たCLAUDE SABBAH(restaurant/
la Sociétéで彼の作品を展示)がDJをやるという2次
 会場 HOTEL LUTETIAへ移動。
 
6月のパリは日も長く気候もいいので、イベントが
盛りだくさん。1年で一番気持ちのいい季節だ。
ヴァカンスまでばっちりプロフィテして楽しもう。

2010年6月2日水曜日

手抜きごはんの定番 カルパッチョ


 
 ひさびさに朝から青空が広がるパリ。
 午後から23℃近くまで上がるらしい。

 ジムの帰り道、サンルイ島を通って行く。
 観光客が多いこの界隈、カフェのテラスはどこもいっぱい。
 車の通らないサンルイ島のカフェは、午後の日向ぼっこに最高の
 場所だ。
 ちょっとひと休みしていきたいところだけれど、息子がピアノに
 行く時間。早く戻らないと....。

 夜ごはん、どうしようか。
 こんな天気のいい日はできるだけ簡単でさっぱり食べれるものが
 いい。
 と、この時期かなりの頻度で登場するのがカルパッチョ。

 近所に一件、美味しい肉屋がある。
 細かい仕事も丁寧だし、働いている人も堂々としていて誇りを
 感じさせる。
 だから他の店に比べて少し割高でも、お肉はここと決めて
 いる。

 我が家のカルパッチョは至ってシンプル。
 極薄にスライスしてもらった生の牛肉に、ルッコラをたっぷり
 のせて、カリカリに揚げたニンニクスライスとパセリの
 みじん切りを散らす。
 あとは各自がお皿にとってオリーブオイル、岩塩とコショウ
 で味付けしてもらう。
 私はここにパルミジャーノをのせたいのだけど、チーズ嫌いの
 息子がイヤがるので、今日はやめておく。

 このシンプルな料理のポイントは、なんといっても素材。
 だからお肉とオリーブオイルは、できるだけ極上のものを使わ
 ないとホントに寂しい手抜き料理になってしまうのだ。

 案の定、息子も夫も大喜び。
 またまた今夜も2本めのワインを開けてしまった。

2010年6月1日火曜日

China Club




今夜はChina Clubのリニュアルパーティーへ。

90年代、パリでは珍しかった香港スタイルの会員制クラブChina
Clubは、ジャズが流れる本格的なカクテルバーとして、当時セレブ
に人気の大人の社交場だったらしい。
しかし時代の流れとともに変貌を遂げ、18年の幕を閉じたのは
数年前のこと。
そしてこの度、パリの飲食業界の仕掛人Coste兄弟に買い取られ、
めでたくリニュアルオープンとなったのだ。
なるほど〜、Coste兄弟と聞いて納得。
話題のカフェやレストランのリニュアルといえば、必ず出てくる
名前だ。

さすがは伝説の元会員制クラブ、集まった顔ぶれも豪華!
なかでもVIP席を取り巻きマダムと陣取る、カトリーヌ ドヌーブの
姿は圧倒される貫禄ブリだ。

お料理はヤムチャを中心にいろいろ。
でも照明が暗すぎ....ほんのり赤いレトロな灯りで、
写真が上手く撮れず残念。

途中でやってきた建築家のFrancoisとヘアアーティストの
Massato、デザイナーのtsutsuの貴重なショットを撮影!