毎日なんだかんだと急かされるように慌ただしく時間が過ぎていく。
気がつけば6月ももうおしまい。
あ...こうやって今年もまた、バタバタと夏のヴァカンスに
突入していくのだ。
一日一日を大切に、精一杯生きなくてはと思う。
Rさんのうちの新年会で出会ったK崎さんが、パリで生け花の
エクスポジションを開催した。
初日のヴェルニサージュ、お祝いに出かける。
日本からお弟子さんや生徒さんが総勢80人、フローリスト関係の
フランス人など多くの人が集り盛況でした。
出席するためパリ市庁舎へ。
市庁舎はいつも前を通り過ぎるだけで、中に入るのははじめて。
正面の役所業務の入り口とは逆の、セーヌ沿いの裏口から厳重な
セキュリティを抜けて会場の大広間へ。
さすがパリ...市役所も豪華絢爛だ。
ここでこの夜、津波で流された瓦礫の木材で作られたヴァイオリンの
演奏会が行われた。
犠牲者の方々への鎮魂の祈り、音楽を通じて震災復興への願いを
広げるために、このヴァイオリンは1000人の音楽家の手から手へ
奏で継がれていくという。
祟高な音色を聴きながら、しばし日本に想いを寄せる。
素晴らしい演奏でした。
演奏会が終わり、大急ぎで次の会場Abbessesへ移動。
今宵はFETE DE LA MUSIQUE。
夏至のこの日、フランスの街のあちこちで音楽を楽しむお祭り。
踊って歌って飲んで...夜中まで街中が大騒ぎになる。
hope and loveもこの絶好のチャンスを黙って見過ごすはずがない。
ラッキーなことにレストランGUILO GUILOのEさんが、
店の外をhope and loveのために開放してくれるという。
ここでドリンクやオリジナルグッズを販売して復興支援の
義援金を集めるのだ。
ボランティアスタッフがまた大集結して、準備に準備を重ね...
hope and loveのオリジナルグッズを販売
おかげさまでhope and loveは満員御礼、大盛況でした。
この夜の収益金はなんと2500€ちかくまで上った。
みなさん、遅くまで本当にお疲れさまでした。
そんなこんなで今週は、連日の午前さまでお疲れグロッキー気味...。
それでも今日は楽しみにしていたライブがある。
朝からウキウキ。
Chris Cornellのアコースティックのソロライブ。
先月ひさびさに ZenithでやったSoundgardenのコンサートが
不評だったので、ちょっと心配していたのだが...。
会場は、Grunge系ロックコンサートにしては珍しく全席着席。
La Trianon、大きさもほどよくアコースティックをしっかり
聴くには、なかなかいい感じの箱。
Chris Cornellは、08年のAerosmithのバックステージで逢って以来。
あの時、彼は前座で一緒にツアーを回っていたのだ。
少し貫禄がついたような...?!
終始リラックスした雰囲気の中、3時間近く...ときおり
ツェッペリンの古いナンバーなどを交えながらひとりで
30曲近く歌う。
しみじみと聴き入り...いいライブでした。
Bravo~,Chris !!!!
ライブ会場、La Trianon
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