ブランドセールを行ないました。
震災直後の去年、パリに住む友だちが立ち上げたHOPE AND LOVEが
義援金集めのために行なったセールは、わたしたちの予想をはるかに
越える反響で大成功を収めました。
一周年を前に今年も第二弾をと、早い時期から計画していたものの、
肝心な会場がなかなか決まらない。
あちこち探しまわった後、ようやく条件に合うギャラリーが見つかり
値段交渉...本格的な準備を始めたのがひと月前のことだった。
そこから各ブランドに呼びかけて協賛の商品を募り、ボランティア
スタッフ集め、フライヤーを制作しカフェやブティックに貼り、
FBで集客を呼びかけ...と、大忙しの日々。
みんなの熱い思いが結集して、ようやくこの日を迎えることが
出来たというわけである。
今年も錚々たるブランドが協力を申し出てくれた。
L.VUITTON,CHANEL,LANVIN,GUCCI,BALMAIN,DRIES VAN
NOTEN,ANN DEMEULEMEERTER,STELLA McCARTNEY,
M.SITBON,A.ALAIA,SARTORE,C.LOUBOUTIN,P.HARDY......
協賛ブランドは100を越え、スペシャルなもの意外はほとんどが
70%offという特別プライス。
チャリティセールなのに、噂を聞きつけた業者まで買い付けに
きていたらしい。
もちろんこういう方には、すぐお引き取り願ったのだけれど。
お見事!
最後にアーティストのカワハラシンスケ氏が力強い筆で
「頑張れ、東北」と。
フランス人の記憶の中から震災の悲惨な思いは、すでに
薄れてしまっている。
実際、会場ではチャリティということを忘れて商品を値切ったり、
万引きをするものもいて、やるせない思いもした。
それでも、熱心にビデオを見て被災地の現状を尋ねてくる人や、
一生懸命メッセージを書いてくれた家族連れなど...イベントは
終始和やかでとてもよい雰囲気だった。
2日間の来場者、述べ1000人。
売り上げ71227€(約700万円)。
Braderieは今年も大成功となった。
このセールの収益金は、被災地で親を亡くした孤児、
遺児たちの学業支援、仕事をなくした女性たちのために
ミシンを送り自立支援する団体など、被災地の復興支援の
ために全額送られることになっている。
この数日間、家のことはほとんど放りっぱなし。
なんだかんだと準備に掛かり切りになっていた。
それでも文句ひとつ言わずに送り出してくれた夫と息子に感謝。
これからも出来ることを長く続けていきたいと思う。
みなさま、ありがとうございました。
このメッセージはしっかり東北に届けます
写真は一部、hope & loveの公式写真を借用させて頂きました。
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