帰国して行く今日この頃。
明日の昼便で日本に戻るというM下くんとI家でごはんする。
21時過ぎ頃、J.ガリアーノの展示会の後片付けを終えたM下くんが
到着。タータンチェックのパンツにアーガイルのニット、エクリュの
眼鏡をかけて、相変わらずオシャレもバッチリきまってる。
I家の主M人、奥さまのY子さん共々、古くからの友だちで、みんな
あの華やかなバブル時代を誰よりも享楽していた世代。
たまに会うと、あの頃の懐かしい話しになる。
「おまえはアップルグリーン、オレはレモンイエローのスーツ着て、
赤いオープンカーに乗って.....お笑いコンビみたいだったよな」
ぎゃははは〜。そうそう、あの頃はみんな色もの柄もの、ド派手な
服をなんの躊躇もなく自信満々に着ていたっけ....。
「若かったから?!」
「いや、景気だよ。ファッションは景気を反映するから、いまは
コンサバな服しか売れないんだよ....」
なるほどね〜。確かに私もあの頃のように洋服を買わない。
買っても知り合いのブラドリーでまとめ買いするくらい。
特に着たい洋服もないし、選ぶ服は似たようなものばかり。
これって、コンサバ?!
いやだ〜。ファッションも音楽も人生も、コンサバなんて大キライ。
かといって、ううう....ここから抜け出せない自分がちと哀しい?!
そんなことを考えながら、先輩方の熱い談義に耳を傾ける。
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