2010年6月18日金曜日

I家のごはん


夕べは日本食レストランKAIで、日本から来ているJくんとその
仕事仲間たちと食事。ひょんなことからI夫妻&アシスタントく
んも合流することになり、予定より大人数でシックなレストラン
がいきなり居酒屋状態?で、大いに盛り上がる。
店の女将K子も久々に上機嫌で、intimeな楽しい夜だった。

夕べの余韻を引きずりながら、今夜も同じ顔ぶれでごはんをする
ことになり、I夫妻のお宅に向かう。

I家と我が家はヴァカンスやお正月、クリスマスのような節目
の時には、いつも一緒に祝う間柄。何かと頼りにしている親し
い友だちだ。
ご主人のM人さんはヘアアーティスト、アート系の学校に通う
一人娘のAちゃん、奥様のY子さんは料理上手で有名で、いつも
気さくにごはんに誘ってくれる。

到着すると、既にみんなシャンパン&アペリティフがはじまっ
て、話題は当然のように前日のワールドカップ、フランスの
敗戦について。フランスはかつての優勝国なのに、今回はいま
ひとつ盛り上がらない、みんなもう冷めてしまっているようだ。

プリプリのイワシのマリネ

「A table!」 の声でテーブルへ。
今夜は和食。イワシのマリネ、白アスパラの前菜がテーブルに
並ぶ。I家はお料理だけでなく、器や盛りつけにもセンスがあっ
ていつも楽しみだ。そう、M人さんは趣味で陶芸をやっていて、
週末を過ごすフォンテンブローの田舎の家には、アトリエと窯
を揃えるほどの熱の入れようで、かなり本格的に器を作ってい
るらしい。
この田舎の家もとてもステキなので、次の機会にまた紹介した
いと思う。

人が集まるときにピッタリの大皿料理

続いて古伊万里の大皿に盛られた豚しゃぶ。
ショウガと大葉の薬味が効いていて、夏にぴったり。
お肉もすすむ。
シジミごはん、焼き海苔、昆布の佃煮.....とパリではなかなか手に
入らない和の王道に、身体も心もほっと落ち着く気分。


今が旬のさくらんぼ

子供たちはパソコンで仲良くお勉強?!

夫婦ともに人をもてなすのが好きで、I家にはいつも人が集まって
いる。そして来た人みんなが美味しく楽しく、居心地よく喜んで
帰って行く。
おそらくこの家は、こうやって人がいつも出入りして楽しい時間を
過ごして行くことで、自然といい気が流れているのだと思う。
それが人を心地よく、また来たいと思わせるのだろう。
特別なことをするわけじゃない。肩肘張らずに、普段のI家のごはん
にちょっと仲間入りさせてもらったような...そんなホッとした時間
を自然にもてなせたら本当にステキなこと。

我が家もさりげなくできるようになりたいと思う。































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