2010年6月6日日曜日

ドクロ展





Musée Maillolで開催中のエクスポジションへ行く。

VANITES/de Pompéi à Damien Hirst
ヴァニティ、ポンペイからダミアン ハ−ストまでと
題されたこのエクスポ、ドクロを題材にした絵画やオブジェ、
写真、宝飾品など、なんと紀元1世紀のポンペイ時代から今日
までの作品が一堂に公開されている。

VANITESとはこの世の儚さ、生きることの虚しさを意味する
言葉で、死を描写するモチーフとして昔からドクロが描かれ
ていたそうだ。
どんな人間も皮を剥げば、その下にある骸はみんなこの姿。
そんなことを考えながら作品を見ていると、滑稽でもあると
同時に、急に恐ろしく感じてくる。
自分の姿でもあるのに、見たいような見たくないような.....。
だからこそいつの時代も人を魅了しているのかもしれない。

それにしてもあるあるある、ドクロ。
ちょっと間抜けなドクロ、カワイイもの、うっとりするほど
キレイなドクロに、思わず目を逸らしたくなるようなものも。
ピカソ、セザンヌ、 ブラック、ウォーホールにアーヴング
ペン、ヘルムート ニュートン、メープルソープ.....。
キュレーターのセンスも抜群にいい。

6月28日まで公開中です。

帰りにベルティヨンのアイスクリームを食べて家に帰る。

家に戻って間もなく、友だちのKくんがパソコンの修理の
ために来てくれる。
パソコン関係のトラブル、こういう時にぱッと飛んで来て
くれる友だちがいるのは本当にありがたい。

アペリティフに白ワインを飲みながら、マルシェで買ったパテを
つまむ。はじめて麻の実のパンっていうものを買ってみたけど、
香ばしくてなかなか美味しい。
サラダとパスタで今夜は軽く家ごはん。

明日から、また新しい週がはじまる。
忙しくなるぞ〜。

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