2010年6月21日月曜日

お土産

ロシェットは焼き鳥、ブダンは腸詰めソーセージ

日本へ帰国る前になると、いつも頭を悩ませるのがお土産。
パリにあって東京にないものなんて、もうないんじゃないかと
思うほど、何でも揃っている。
壊れモノはエアクッションで包んで、生モノは真空パックにし
て大事に持ち帰ったものが近所のスーパーに並んでいたりする
と、本当にがっかりする。
だからといって、手ブラというのも寂しい。
1年ぶりに帰るんだもの、なにかちょっとした手土産を持って
帰りたいと思う。

あれこれ考えた末、結局落ち着くのはいつも食べモノだ。
うれしいことに、フランスはグルメの人に喜ばれる食材が山ほど
あるし、そうでない人にもパッケージのかわいいお茶やお菓子が
たくさんある。
そこで必ずお世話になるのがBON MARCHEの食品館 La grande
epicerie。有名ブランドはもちろん、産地直送の限定食品などここ
で大抵のものは揃ってしまう。

それでも夏場だから、選ぶモノは限られる。
チョコレートは溶ける心配があるし、生ハム類も要冷蔵だからすぐ
に会う人でないと難しい.....。しかもお土産の数は40個近い、予算
にだって限りがある。
そんなことを考えながらウロウロすること1時間半、取りあえず
すぐに会える人には真空パックになったタパス、それ以外の人に
はお茶、ハーブ系の調味料、焼き菓子など.....と取りあえず落ち着く。

レンジで温めるだけのこのタパス、ブロシェットやブダンなど6
種類ほどあって、味もなかなか本格的なのだ。
パッケージのデザインもかわいくて、値段も1.9Eurosと手頃。
2、3個セットであげてもいいし、ワイン好きの友だちにぴった
りのお土産が見つかって、ホッとひと安心。
でもこのタパス、要冷蔵なのですぐ会える人に限定されるのが
残念だ。


夜10時過ぎ、カフェの外にも人が溢れている

夜は食事の後、ひさびさにマレ界隈を散歩する。
今夜は夏至。一年で一番日が長いこの日、フランスではFETE DE
LA MUSIC という音楽祭がある。
プロもアマチュアも、街のあちこちで夜遅くまで音楽が流れている
楽しいお祭り。でもなぜか毎年、天気が悪い。
今年も雨こそ降らないものの肌寒く、見物人の中にもコート姿が目
立った。ビールの売れ行きも、いまひとつだったんだろうな......。


真新しいギターが微笑ましいリセのboysバンド

さすが年期の入ったおじさまバンドは上手い

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