2010年6月4日金曜日

サンジェルマン散策






初夏の訪れとともに毎年6月行われるアートイベント
PARCOURS SAINT GERMAIN=サンジェルマン散策。
サンジェルマン界隈のブティックやカフェ、ホテル
30件ほどがアーティストをゲストに向かえ、作品を
展示する催しで、10周年を迎える今年のテーマは音。
主催はパリ市で、参加しているメゾンもルイ ヴィトン、
ディオール、アルマー二と大御所揃いだ。

初日の昨日、ヴェルニサージュに出かけてみた。
まずはCafé deux Magotsをのぞいてみる。
写真家Lisa Rozeの撮った儚げで美しいヴァネッサ
パラディが道行く人の足を止めている。
続いてルイ ヴィトンは、なんと鳥の観察小屋で、
ブラジル人アーティストの作品だ。
中に入ると、なるほど...双眼鏡が備え付けてあり、
南米の鳥の声が流れている。
ディオールのAnya Zholudのワイヤー彫刻も素晴
らしい。ビアンナーレで注目を浴びたロシアのアー
ティストだ。

優しい日差しが残る爽やかな初夏の夜、地図を片手に
ア ートクルージングしながら、シャンパン飲んで
おしゃべりを楽しんで......
なかなか粋なことをするじゃないか。パリ市は。
平日だというのに、子供たちの姿もチラホラ。
みんなとっても楽しそう。

それにしても、この日はどこをのぞいても知リ合が。
10年ぶりに会う古い知り合い、一昨日も一緒だった
友だち、確かどこかで会ったような...見覚えのある顔。
パリって意外と狭くて、どこかに去って行ったと
思ってた人が、いつの間にかまた戻ってたりする。

偶然会った友だちと軽くピザを食べて、お次はNY
からやって来たCLAUDE SABBAH(restaurant/
la Sociétéで彼の作品を展示)がDJをやるという2次
 会場 HOTEL LUTETIAへ移動。
 
6月のパリは日も長く気候もいいので、イベントが
盛りだくさん。1年で一番気持ちのいい季節だ。
ヴァカンスまでばっちりプロフィテして楽しもう。

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