2010年6月23日水曜日

ライヴ/STONE TEMPLE PILOTS

たくさんの名ライヴが行われた伝説のバタクラン


今夜は久々のライヴ。
Stone Temple Pilots、しかも場所は伝説のライヴ会場Bataclan。
これは絶対に見逃せない、お宝ライヴだ。
Stone Temple Pilotsは90年代のグランジを代表するサンディ
エゴのバンドで、当時は絶大な人気だったのだが、メンバーの
ドラッグ問題などで解散状態に....。そして10数年経ったいま
同じメンバーで再結成となったのだ。

開演時間20分前にライヴ会場に着くと、すでにものすごい人。
ドイツやイギリスからこのライヴのためにツアーバスが何台も
来ていて、再結成とはいってもさすがの人気。
軽くとなりのカフェで1杯飲んで、会場へ。
う〜ん、熱気ムンムン。オープニングを待つこの雰囲気、大スキ。
最前列を目指して、人の間を押し分け進んでいく。
この辺のゆるさは、フランス人のいいところ?!
後から押し入ろうとする私たちに、文句も言わず場所を空けて
くれる。でも最前列だけは特別で、ここを陣取っている人たち
は、開演の何時間も前から並んで、会場と同時に真っ先に最前列を
目指す。ビールなんて飲んでトイレに行きたくなってしまったら
大変だから、それこそノドが乾いても、飲まず食わずでじっと開演
を待つ。そう、気合いが全然違うのだ。

お腹ポッコリもご愛嬌?!
汗が飛び散る白熱のステージ
10本近いギターを持ち替えてプレイしたDean

客電が落ち、懐かしい昔のヒットソングでオープニングがはじ
まった。お客の年齢層は意外と高く、35〜45歳のグランジ
世代が多いが、中には10代のRockキッズの姿も。
久々に見るバンドのメンバー.........様相が著しく変化していているで
はないか。ボーカルのScottのお腹周りはポッコリ! ギターの
Deanは逆に渋みを増していい雰囲気だけど、ちょっと寂しい気分。 
それでもパワフルなステージは円熟さを増し、SEX TYPE THING
の時はもう最高潮。素晴らしかった。

2時間近いライヴが終了したのは23時すぎ。
もう汗だくでヘトヘト。まるで一緒にステージを終えたような
脱力感.....。
ライヴって本当にいい。現実なんて全〜部忘れて、あるのは目
の前のステージの世界だけ。


若者たちはライヴの後、このバスで自国に帰っていく。

暑くも寒くもない、涼やかな風が心地いい夜。
ライヴの余韻に浸りながら、1時過ぎまで友だちとテラスでおしゃ
べり。いい夜だった。















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