2011年1月28日金曜日

アンチコンサバ!


パリコレも終わり、日本から仕事で来ている友人たちも続々と
帰国して行く今日この頃。
明日の昼便で日本に戻るというM下くんとI家でごはんする。

21時過ぎ頃、J.ガリアーノの展示会の後片付けを終えたM下くんが
到着。タータンチェックのパンツにアーガイルのニット、エクリュの
眼鏡をかけて、相変わらずオシャレもバッチリきまってる。
I家の主M人、奥さまのY子さん共々、古くからの友だちで、みんな
あの華やかなバブル時代を誰よりも享楽していた世代。
たまに会うと、あの頃の懐かしい話しになる。
「おまえはアップルグリーン、オレはレモンイエローのスーツ着て、
赤いオープンカーに乗って.....お笑いコンビみたいだったよな」
ぎゃははは〜。そうそう、あの頃はみんな色もの柄もの、ド派手な
服をなんの躊躇もなく自信満々に着ていたっけ....。
「若かったから?!」
「いや、景気だよ。ファッションは景気を反映するから、いまは
コンサバな服しか売れないんだよ....」
なるほどね〜。確かに私もあの頃のように洋服を買わない。
買っても知り合いのブラドリーでまとめ買いするくらい。
特に着たい洋服もないし、選ぶ服は似たようなものばかり。
これって、コンサバ?!
いやだ〜。ファッションも音楽も人生も、コンサバなんて大キライ。
かといって、ううう....ここから抜け出せない自分がちと哀しい?!
そんなことを考えながら、先輩方の熱い談義に耳を傾ける。

鶏レバーとウズラの卵
揚げ出し豆腐とキノコ
絹さやのおひたし

プロの料理人からもお墨付きの腕をもつY子さん、いつも身体に
優しいおばんざい風のお料理が大皿にたくさん並ぶ。
わ〜い! 今夜もお酒がすすみそう.....。
外は今にも雪が降りそうな寒さ、熱々の豚汁が身体に優しくしみる。

素朴な豚汁が身体にしみる。
日本からえぼ鯛、ささ鰈の干物が...
自家製リンゴのタルト
陶芸家M人の作品

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