2011年1月8日土曜日

新年ごはん会1


忘年会に新年会、いったい何度やったら終わるのやら....。
そう思いながらもお誘いが来ると、二つ返事でとんで行く私たち。
要するになにかしらに託つけて、友だちとワイワイ楽しく
ごはんがしたいだけなのだ。

そんなわけで、さっそく夕べは我が家の新年ごはん会、第一弾と
なった。
テーブルとイスの数、食器のことを考えると、我が家は6人が
ベスト。ちょっとがんばっても8人がMAX。
イスの数なんて気にしないで、自由に集まるのもいいけど、
やっぱり新年会だしな....。
夫と相談して、まずは年末年始とdeepな夜をご一緒させてもらい
すっかりお世話になったfunky夫妻、Rさんと奥さまのY子ちゃん、
近頃、急激接近のベッピンCouple、デザイナーのKくんと
ピアニストの奥さまT代さん。そして夫の30年来の大親友である
ヘアデザイナーのM人と奥さまのY子さんに声をかけることにした。

メニュは和食を中心に.....蒸し鶏のミートローフ風、レンコンの
キンピラ、日本から頂いた山芋の梅和え、それに鴨のローストを
柚子風味にして。それにきっとみんなパスタを期待しているだろう
から、メインにパスタを2つくらい作ろうか...。

銀杏、ゆで卵、チーズを巻いた蒸し鶏

お正月らしい
鴨のロースト柚子ジュレ風味

我が家に来る友だちは、なぜかみんな揃ってパスタを期待する。
夫が気まぐれで張切る、創作パスタ自慢がいつのまにか広まって
いるらしい?! 
取りあえず私のパスタは軽めにあっさり。タコのラグーを作る。
みじん切りにしたタコを香味野菜、白ワインでグツグツ煮込み、
3分の1の量になるまで凝縮させて、トマトソースとアンチョビを
加える.....。う〜ん、ちょっとアンチョビが多すぎたかも?
タコの味が....ほとんどない! トマトも少し控えめの方がタコの
風味が出てたかも?! 意外と繊細なんだ.....タコって。
これはもうちょい研究が必要かも....。
次のカラスミ。カラスミはオーブンで軽く焼いて水分を飛ばすと、
ネットリ感が消えてパスタに絡みやすい。
これは料理人Nちゃんから教わったプロの技だ。
でも、もうこの時点でマグナムのシャンパンとワインでほろ酔い、
すっかりイイ気分。塩加減がもう判らない。
ごめ〜ん、もう自分でやってくださ〜い!
今夜のメンツに甘えて...小鉢にフレーク状のカラスミを入れて、
各々でフリフリしてもらう。
キッチンに戻ると、刻んだ柚子の皮が....。なんだっけ、これ....? 
そうだ、鴨のローストに飾る柚子だった。
あじゃ〜、また忘れてた。
もう、こんな日はなにをやってもダメ。
料理はさっさと諦めて、飲んで楽しむことに徹しようっと。

タコのトマトソース仕立て

ピリ辛ガーリックオイルの
カラスミスパゲティ

2つのパスタが食べ終わると、案の定みんなからリクエストが出る。
待ってましたとうれしそうに席を立ち、キッチンに向う夫。
あれれ〜? こんなのいつの間に...?!
既にピーマンとハム、トマト缶が用意されているではないか。
こんな時のために、もうメニュを決めていたらしい。
最近よく作る「トマトのつけ麺風スパゲティ〜!」
喫茶店のナポリタン風のトマトソースに、茹でたスパゲティを
つけながらツルツルッとつけ麺スタイルで食べるらしい。
これはけっこうウケる。アイデアが面白い。
でもなぜだか写真を撮り忘れてる。残念....また次の機会に....。

食事が終わり、デザートはもちろんガレット。
Y子ちゃんがお気に入りのポール ボキューズ系のブランジェリーの
もの。楽しみ〜。
伝統的な食べ方は.....一番小さな子どもがテーブルの下に隠れて、
切り分けたガレットをだれに配るか指名するらしい。
今夜は我が家の息子が一番チビ。テーブルの下にもぐって膝を
抱えながらみんなの名前を呼んで行く。
さて、フェーヴはだれのもとに.....。

要するにアーモンドのパイ?!
素朴な味がいい。

王様のT代ちゃん。
今年は幸運の1年だよ〜!

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