年末ごはん会

お世話になった親しい友だちや仕事仲間を呼んで家でごはん、

この時期フランス人も忘年会のような人の集まりに忙しくなる。

今年一年を振り返って.....思えばあの人この人、どれだけたくさんの

人のお世話になっただろう。

我が家も１２月の早い時期から声を掛けはじめ、忙しい人たちを

早めにブッキング。夕食に呼んだり呼ばれたり。

今週はまさに宴たけなわで、連日ごはん会が続くことになった。

まずは大先輩デザイナーIさんとパートナーのローラン、

アートディレクターのM香ちゃん、アシスタントのアントワンヌ。

お肉好きのローラン、和食好きのアントワンヌを考慮してメニュを

考える。

南仏アヴィニヨンのリース

クリスマスといえばポインセチア

２０時半すぎ、一番のりでアントワンヌがやって来る。

南仏アヴィニヨン出身の彼は、プロヴァンス地方のクリスマスに

欠かせないというオリーブとサイプレスの枝葉で作られたリースを

手みやげに。なんてステキなプレゼントなんだろう！

ハーブの香りが素晴らしい。さっそくサロンの鏡の前に飾る。

続いてM香ちゃん、ポインセチアを抱えてI江さんたちが到着。

蕪といちじく、柚子のサラダ

野菜のグリル

イワシの香味野菜巻

仕事の話にはじまり、今年一年のモード業界の厳しい現実を

憂いながらも、みんな驚くほどのパッションに溢れている。

そう、なんだかんだ言ってもやっぱりモードが大好きなのだ。

今夜のディナーは年齢がちょっと高め？！だけれど、

この人たちがいまも現役でパリのモード界を牽引する存在で

いてくれるというのは、どれほど心強いことか。

最近観たエクスポジションやバレエ、アカデミックな話に

もちろんおいしいごはんの話も....今夜もシャンパンを飲みながら

楽しい話は尽きることなく続く...。

ローズマリー風味のスペアリブ

我が家の十八番、塩ボロネーズ