2010年11月14日日曜日

おでん&たこ焼き


今日はN家でおでん&たこ焼きパーティーがある。

久々の集合が掛かったのは、2週間ほど前のこと。
買い出しや当日の仕込みなど、それぞれができることを
申し出て、準備はあっという間に整った。
7家族、もちろん全員参加。
毎回思うけど、この団結力はすごい。
宗教団体並みだ?! 

この仲間たちの集まりはホントに面白い。
共通しているのは女性はみんな日本人で、子供がいて仕事を
していて、それに宴会がスキということくらい?!
魔性系、極道系に体育会系...とタイプはそれぞれ違うけど、
ヴァカンスにはみんなで貸し家を借りて合宿したり、ごはん
を食べたりの行事がこの何年か恒例になっている。
忙しいときは子供を預けたり預かったり、お泊まりに行った
り来たり。時には子供を夫に預けて女同士で集まることもあ
る。みんなそれぞれ女性として輝いていて、元気をもらった
り、癒されたり......頼もしくうれしい存在なのだ。
日本人同士がこうやって、パリで家族ぐるみで親しく付き合
えるのは、なにかと心強いもの。でもそれでいながら、お互
いにほどよい距離があって、あまり深く入り込まないのが
有難い。心地いい関係....そう、みんな大人なのだ。

女、子供、それに殿方を加えるとすでに22人。
この人数が一緒に食事できる場所は、もうN家しかない....。
温情深いN家が快く受けてくれて、しっかりもののHちゃんが
PTAの会長並みの采配でいっきにまとめ、今夜のおでん会は
めでたく実現となった。

17時頃、到着するとすでにおでんの出汁のいい香りが〜。
大根、卵はMみちゃんが昨日から煮込んでくれているらしい。
早番のお手伝い組も完璧な下準備。
ついさっきまで仕事で厨房には入ってたNちゃんが、またまた
エプロンを取り出して、たこ焼きの準備に掛かっている。
デザートのシフォンケーキを焼き終えたM帆ちゃんが、待って
ました!のタイミングでアシスタントに入る。
なかなかいいコンビ。たこ焼きは、やっぱり関西人が作ってく
れた方が美味しそうに感じるもんね。

ロールキャベツ、練りモノが...
牛スジ、大根、卵、こんにゃく、じゃがいも...
一口で頬張るとヤケドする、
タコ焼き名人Nちゃんのふっくらタコ焼き。

まずは子供たちに食べさせて、大人は後からゆっくりね。
それにしても、今夜はなんて豪華なディナーなんだろう。
おでんとたこ焼きの会だったはずなのに、おつまみ、箸休めの域を
超えた美味しそうな料理がたくさん並んでいる。
中でも牛スジは、前日に出張から戻ったKちゃんが日本から持って
帰ってくれたもの。おでんに牛スジ、さずが関西人は外せないもの
らしい。大根と一緒に煮込んだ土手鍋もつまみに最高。
後を引く美味しさだ。
美味しいものがたくさんありすぎて、みんないつもよりワインが進
んでいない。もうお腹いっぱいで.....まったりモード。

タマネギのタルト
ネギ醤油風味の焼き油揚げ
Mみ姐さん特製のぬた和え
上品な甘さがいい。
おつまみに最高!牛スジの土手焼き
牛タンの塩焼き


8本のキャンドルを立てて....
M帆ちゃん特製のチョコレートシフォンケーキ
こちらは13本、Mりちゃん特製のショートケーキ

ちょうど11月生まれの子供が2人....それぞれのお母さん手作りの
ケーキでお誕生日のお祝いを。
宴たけなわの頃....仕事を終えたN家の主、Mちゃんが友だちを連れ
てご帰宅。あれれ?! R三さんとKじくん。
夕べうちに来ていた2人だ。
「おでん、まだ残ってる〜?」
主のMちゃんも久々にリラックスでうれしそう。
奥さまのMみちゃんとぴったり寄り添って、いい感じ〜。
そういえば、わたしたちにもうひとつ共通していることがある。
夫たちがみんな穏やかで優しいこと。
一緒にいても全然疲れないし、話していてもそこそこに面白く
て楽しい。グラスに飲みものを注いでくれたり、料理を取り分
けたりの気配りがさり気なく出来て、心にたっぷり余裕がある
ような気がする。
これって、パリ生活が長いから?!
それとも偶然、わたしたちがそんな人を選んだということ?!

再び飲みはじめるわたしたち。
夕べに引き続き、今夜もまた.....。

今夜のメンズチーム。
あれれ...Kちゃんの姿がない?! 時差で早めのお帰り。

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