2011年5月11日水曜日

お呼ばれタパス


T家の主、Zが日本からお戻り、さっそくごはんのお誘いが。
なんとテラスでスペインタパスだという。
わ〜い、うれしい〜!

「寒いかもしれないから、羽織るものを持って来た方がいいよ」
夕方そんな親切な電話をもらったけれど、太陽は雲に隠れたり
出てきたりで暑くも寒くもなく.....とっても優しく穏やかな夕暮れ。
20時を過ぎているというのに、いいな〜この季節のパリって。

さっそく日本での話を聞きながら、アペリティフのシャンパンを。
ライブにお芝居、新刊本にと、相変わらずパワー全開の様子。
ひとつのことに満足することなく、新しいことに挑みながら精魂を
傾けているZのエネルギーには、いつもホレボレする。

トロトロの極上イベリコハム、
極うまオリーブ
チョリソも程よい辛さ
自家製スペインオムレツ!
柔らかタコちゃん
美味しくて止まらない
ラタトゥイユ

たっぷり4〜6人は食事できるほど広いテラス。
目の前がすこ〜ンと抜けて、緑に囲まれた最高のロケーションだ。
天気のよい朝は、ここで朝食をとるのだという。
羨ましい〜、最高だね。
イベリコ生ハム、オリーブ、にんにくのオイル漬け....さすがは
食通の二人。選ぶつまみはどれも文句なしの美味しさ。
こんなに美味しいオリーブを食べたのははじめてかも。
ちょっと日本のお漬けもののような....程よい歯ごたえ、
塩加減。夫と二人ですっかり感激!

Zが鉄板でバーベキューをはじめる。
フランクフルト、白ブダン、熟成豚.....
奥さまMちゃんお手製のラタトゥイユ、コロッケとうれしい
おつまみが続き、ワインがすすむ。
う〜ん、最高しあわせ!
きっとイングランドのTが見たら、羨ましがるだろうな〜。
Tも大変な食通で、自らも料理ブログをやっていて、来週パリに
遊びに来るらしい。
この熟成豚肉のグリルをぜひ食べさせてあげよう。

フランクフルト&キノコのグリル
トリュフ入りの白ブダン
タラバ蟹たっぷりのコロッケ
熟成豚のグリル

熱く語るZの横で、静かに白ポルト酒を飲むMちゃん。
彼女はどんな時も自分のペースを変えることはない。
ゆったりと余裕の姿勢で、夫の話を聞いている。
二人の間に流れている空気、距離がなかなかいい。
あらためていい夫婦だな....と思う。
漫才コンビみたいな夫婦もいるし、ベったりラブラブの夫婦、
こちらがヒヤヒヤするほど辛辣に言い合う夫婦もいる。
十人十色、面白いな....夫婦って。
うちは人の目からどんな風に映っているんだろう?!
いつも一緒にいるからそんなこと考えたことないけれど、
もうちょい優しい奥さんになろう....なぜだかそんなことを
考える夜だった。
パリはもうすっかり夏気分です。

いま、ちょっとしたパリの流行

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