2010年8月11日水曜日

よろにく


カウンターを陣取って、昼からサンマとイワシの刺身をつまみ
に生ビール。あ〜、しあわせ!
ふっと隣の青年の視線を感じて見ると、なんとパリの友だち
Sではないか。つい数週間前にもうちで一緒にごはんを食べた
夫の親しい仕事仲間だ。
「なにやってるの、こんなところで〜!」もうビックリ、カウン
ターの板さんもビックリで、こんな偶然ってホントにあるのだ。

お昼間から刺身&寿司三昧ですっかりいい気分になって、さて
ショッピングに出かけよう。
東急ハンズからスタートして渋谷をブラブラ。
ハンズはいつも何かしら面白いモノが見つかるからいい。
パルコとモビータは活気もなく、完全に死んでいる?! 
渋谷って、なんでこんな同じような安モノばかりの街になって
しまったんだろう。さすがにうんざりしてくる。
渋谷を早々に出て、西麻布の器や「桃居」へ。

いつも必ず気に入った器が見つかるお店

「桃居」は日本に帰国する際、必ず立ち寄る大好きな店のひとつ。
粉引や焼締など土を使った個性的な器が多く、使い込むうちに馴染
んでいく素朴な風合いがとても気に入ってる。
今回は思い切って粉引の平皿を一枚、自分へのご褒美?!に買う。


自分の買いものばかり付き合わせては、息子にすまない。
夏休みだもの、たまには子供らしい場所に行こう。
で、やってきたのが恐竜展。六本木ヒルズ森タワーの52階だ。
入場料を払って中に入ると、薄暗い照明の中で恐竜のお勉強。
発掘された化石や映像をみたりして、ようやく見晴らしのいい
展望台に行き着くと、そこから先に進むにはまた入場料を払え
という。
なんだかお金ばかり請求されて、とってもイヤな気分。
時間もないし展望台は次回またゆっくり来ようと、息子に
言い聞かせ、下のミュージアムショップを見て帰る。
せっかく気分よく見たのに.....後味が悪い。残念だ。


子供たちで賑わう恐竜展

夜は出版社時代にとてもお世話になったS社のK谷さんと奥さまで
女優のH子さんと、高樹町の焼き肉や「よろにく」で食事をする。
以前から小説も何冊か書き文壇デビューしているH子さん。
つい先月新刊が出たというので、お祝い気分で大いに盛り上がり
ついに3本目のボルドーがあけられる。




舌の上でとろける豊潤なお肉たち
路地裏にひっそり、隠れ家っぽい佇まい

ところでこの「よろにく」というお店、お肉が美味しいと
業界内でも有名らしい。
コースメニュで出されたお肉はイチボ、ヒレ、タン、ハツ
カルビ、ロース、ミスジ、サーロイン....と程よくサシの入っ
た繊細なお肉が少量ずつ、どれも本当に素晴らしい。
「牛肉の格付け等級の最高峰A5に指定された肉だけを使っ
ています」と、店の人も誇らし気だ。
なるほど〜、これだけまったりトロトロのお肉を食べたのに
全然胃がもたれない。これはお見事!
焼き肉やにもいろいろあるけれど、美味しいお肉を食べたい
時は、もう迷わずここに決まりだ。


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