2010年8月1日日曜日

直島


長旅の疲れもなく、早めの起床。
9時にはホテルを出て高松港へ向かう。
これからフェリーに乗って直島へ行くのだ。
宿泊はもちろんベネッセハウス。
ラッキーなことに、瀬戸内海が一望できる高台にあるオバール棟
の部屋が取れたのだ。

太陽に燦々と輝く瀬戸内海は、眩しいほどきれい。
緑に覆われた小さな島々がポツポツと点在し、なんとも麗らかな
風景。はじめての瀬戸内海にすっかり感動する。



宮浦港では、草間先生のカボチャがお出迎え

取りあえず、ホテルにチェックイン。
荷物を預けて、すぐに「家プロジェクト」巡りに出かける。
空き家になった民家を使って、空間そのものをアーティストたちが
作品にしているこの「家プロジェクト」。
まずは農協でパスを購入した後、昔ながらの風景を残す町の中を、
地図片手に1軒ずつ歩いて回るというもの。
なんて面白い企画だろう。
暑さなんて思わず忘れて、ワクワクしてしまう。
しかもこの家巡り、直島の町民が一体になって道案内やサービスに協
力を惜しまない。
路地のあちこちに立っている道案内のオジさん、「冷たいお茶ありま
す」と書かれた民家を入ると、町内会のオバちゃんたちが無料で冷め
たい麦茶を飲ませてくれるなど、島の人たちの温かさはお金に換えら
れない島の誇りだと感心した。


古い民家がそのままの姿でカフェに
懐かしいタバコ屋さん

家プロジェクトの後は、地中美術館へ。
夕方早めにホテルに戻り、ウェルカムドリンクのバーへ行く。
なんとピンクシャンパンでお出迎え?!
サンセットにはすこし早いけど、傾きかけた大きな太陽を眺めなが
らのんびりと過ごす。

夕飯はホテルのフレンチレストランで。
ステラマリスの吉野さんがプロデュースしているらしい。
日本人向きに繊細にアレンジされたお料理もサービスも、本当に素
晴らしかった。
ごちそうさまでした。



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