2011年7月16日土曜日

ポリポリおやじのイタリアン

ヴァカンス3週目の土曜日、パリ祭が終わり街の中もすっかり人が
少なくなったような....地図を片手に歩く旅行者が目立つ。

今夜はK司くん&Tちゃん夫妻、Mちゃん&J親子とごはん。
テラスでワイワイみんなでイタリアン!っという予定だったのだが、
あいにくの雨。しかも7月とは思えないほど肌寒い....う〜、寂しい。
じゃ、軽く食べてその後うちに流れてのんびり飲もうかってことで、
近所にあるナポリおやじのイタリアンに行く。


トマト&モツァレラのグリル
野菜のマリネ、生ハム、モツァレラ....
アンティパストミスト

フレッシュトマトのブリスケッタ

ここCucine Napolitanaはナポリの家庭料理が味わえるサンパな
レストラン。
見るからに南欧風の濃い顔をしたここのおやじ、気さくでいいヤツ
なのだが、通りで会うとなぜだかいつも股間に手を当てているので、
わたしたちは密かにポリポリおやじと呼んでいる。
近所なので時々食べに来るのだが、なぜだか毎回微妙に味が違う。
塩が利きすぎたり、逆に間が抜けていたり....でも3回に1回は他には
なかなかないメッチャうまイタリアンが食べられる! 
しかも支払いは現金のみ。
う〜ん、リスクが高い....でもけっこういつも満席で予約なしでは
入れないちょっとした人気レストランなのである。

さ〜て、本日のお味は....初めてのK司くん&Tちゃんはご満悦な様子。
2度目の来店で、前回は塩が効きすぎてイマイチの印象だった
Mちゃんだが、やっぱり今回も彼女にはソヴァージュすぎたよう?!
まあ、南イタリアの家庭料理だからね....繊細さは欠けているのかも。
でもわたし的には今夜は80点くらいあげたい気分。
アンティパストの盛り合わせは、しっかり味がしみ込んでいて
かなり好みの味だった。

アスパラと生ハムのフジリ

フライパンごとサービスされる、
ボンゴレビアンコ

食事が終わっても、雨が止む気配はない。
傘をさしながら、みんな小走りで我が家へ移動。
さ〜て、飲みなおそう!
子どもたちは早々と部屋の扉を閉めて、なにやらゴソゴソ遊び出す。
Jと一緒のときの息子をみると、忘れかけていた幼い頃の無邪気な
顔に戻ったりして、ちょっとホッとする。
もうすぐ13歳....少年と青年の狭間を行ったりきたり、いったい
どんな大人になるんだか....うれしいような寂しいような。

大人は再びワインを飲みながらおしゃべり....雨の音を聴きながら....
7月のパリの夜はゆったりと更けていきます。

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