2012年4月27日金曜日

サルデニアごはん


今朝もどんより曇り空。
新緑のこの季節、いつもだっらサンマルタン運河もキラキラ...
春の優しい日差しに輝いているはずなのに。

人も疎ら...静かなサンマルタン運河

午後から息子とブラブラ散歩がてら、オリーブオイルを買いに
10区の専門店へ行く。
la tête dans les olives、A.デュカスなどプロの料理人たちにも
絶賛されているイタリア、シシリア島の食材を扱う専門店だ。
常時数十種類あるオリーブオイルは、すべて試食できる。
他にイタリアの強い太陽をたっぷり浴びた肉厚のドライトマトや
ドライイチジク、オリーブの実、ケッパーの塩漬け、アンチョビ、
ナッツ類など厳選された食材がところ狭しと並び、あれもこれも
みんな欲しくなってしまう。

路地裏、店構えも雰囲気があってステキ

量り売りのオイルは、空瓶を持ち込むとお得

夜は店の食材でデギュスタシオンもあるらしい

夜はI家、NちゃんたちとイタリアレストランSardegna a Tavolaへ。
アリーグル市場のあるこの界隈、車を駐車出来る場所が見つからず、
30分以上もぐるぐる...。
「もうとっくに着いてるわよ」とY子さんから電話。
「もう、車なんて捨てたくなる〜!」と怒り気味のNちゃんが、
「カニサラダ、頼んでおいて〜!」
運転しながらしっかり注文。
ようやく適当な場所を見つけて店に到着。
お腹がすいた〜!

オリーブの実、ポレンタ

21時すぎ...すでに満席

まずはワインで乾杯。
待ってましたのタイミングでカニサラダが出てくる。
すご〜い、このカニ肉の豪快さ! 
ここに来ると必ず決まって食べる...食べたくなる。
でも当然ながら、お値段もすばらしすぎて、人数が大勢でないと
なかなか頼めない至高のひと皿なのだ。
着いて早々、みんな黙ってカニの身をむく...といっても、すでに
食べやすく切れ目が入っているのがありがたい。
あとは、忘れてならないタコサラダ。
ほどよくマリネされた柔らか茹タコは、タコ好きにはホント
もうたまらないのだ。

豪快かにサラダ...80€

柔らかタコ、フヌイユ、アーティチョーク...



とりあえず空腹が満たされ落ち着いたところで、そろそろパスタを。
ここはパリでは珍しくサルデニア名物、麦の形をした小さなパスタ、
フレゴラがある。
クスクスを大きくしたような...お米のような不思議な食感。
サラリとしたスープ系のソースに混ぜるようにして食べるのが
一般的らしい。
M人が目敏くフレゴラのイカ煮込みを見つけ、迷わず注文。
それにラビオリ...このオーナーのマンマが手打ちした生地に
季節によってフォアグラ、キノコ、野菜、果物などがふんだんに
使われ、他では食べられない究極のラビオリなのだ。
今夜のおススメは、イチジクと子牛肉、リコッタのラビオリ。
いいね〜、これひとついきましょう。
あとは...カラスミのスパゲティも忘れちゃならない。
子どもたちはボンゴレ、いつもきまってこれ。
子どもは食べることには、常に保守的なのだ。

イカのワタもたっぷり入った濃厚ソース

イチジクのほのかな甘みが...

パスタの王道ってボンゴレですか?!

サルデニアといえばカラスミ

みんなお腹がいっぱいで動けない...大満足。
またみんなで来よう。
M人は来月オープンするMASSATO SALON ロンドン店の準備のため、
行ったり来たり大忙しのようだ。
オリンピック前で街も活気付いているというし、タイミングとしては
まさにドンピシャ、バッチリ。
今後の活躍がますます楽しみだ。

今夜も美味しくたくさん頂きました。
ごちそうさま。

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