2012年6月16日土曜日

チャリティセール2012


昨年に続き、今年もHOPE AND LOVEが震災復興支援のための
ブランドセールを行ないました。

震災直後の去年、パリに住む友だちが立ち上げたHOPE AND LOVEが
義援金集めのために行なったセールは、わたしたちの予想をはるかに
越える反響で大成功を収めました。
一周年を前に今年も第二弾をと、早い時期から計画していたものの、
肝心な会場がなかなか決まらない。
あちこち探しまわった後、ようやく条件に合うギャラリーが見つかり
値段交渉...本格的な準備を始めたのがひと月前のことだった。
そこから各ブランドに呼びかけて協賛の商品を募り、ボランティア
スタッフ集め、フライヤーを制作しカフェやブティックに貼り、
FBで集客を呼びかけ...と、大忙しの日々。
みんなの熱い思いが結集して、ようやくこの日を迎えることが
出来たというわけである。

オープン1時間前、すでに行列が

優しい光が差し込む素晴らしいギャラリー

1階にはメンズ、子供服、雑貨...2階はレディス

被災地からのメッセージを流し...

今年も錚々たるブランドが協力を申し出てくれた。
L.VUITTON,CHANEL,LANVIN,GUCCI,BALMAIN,DRIES VAN
NOTEN,ANN DEMEULEMEERTER,STELLA McCARTNEY,
M.SITBON,A.ALAIA,SARTORE,C.LOUBOUTIN,P.HARDY......
協賛ブランドは100を越え、スペシャルなもの意外はほとんどが
70%offという特別プライス。
チャリティセールなのに、噂を聞きつけた業者まで買い付けに
きていたらしい。
もちろんこういう方には、すぐお引き取り願ったのだけれど。

みんなの垂涎の的、新作CHANEL

ビジューのようなルブタンの

ヴィンテージコーナーも充実

人気ブランドのアクセサリーもいろいろ

Astierの食器も

LADUREEのお茶、フレグランス、キャンドル...

Sちゃん、ごっそり大人買い。
お見事!

来場者たちに書いてもらったメッセージ...
最後にアーティストのカワハラシンスケ氏が力強い筆で
「頑張れ、東北」と。

フランス人の記憶の中から震災の悲惨な思いは、すでに
薄れてしまっている。
実際、会場ではチャリティということを忘れて商品を値切ったり、
万引きをするものもいて、やるせない思いもした。
それでも、熱心にビデオを見て被災地の現状を尋ねてくる人や、
一生懸命メッセージを書いてくれた家族連れなど...イベントは
終始和やかでとてもよい雰囲気だった。

2日間の来場者、述べ1000人。
売り上げ71227€(約700万円)。
Braderieは今年も大成功となった。
このセールの収益金は、被災地で親を亡くした孤児、
遺児たちの学業支援、仕事をなくした女性たちのために
ミシンを送り自立支援する団体など、被災地の復興支援の
ために全額送られることになっている。

この数日間、家のことはほとんど放りっぱなし。
なんだかんだと準備に掛かり切りになっていた。
それでも文句ひとつ言わずに送り出してくれた夫と息子に感謝。
これからも出来ることを長く続けていきたいと思う。
みなさま、ありがとうございました。


シンスケは2日間レジを担当。
お疲れさま!

このメッセージはしっかり東北に届けます

記念撮影...お疲れさまの乾杯〜!


写真は一部、hope & loveの公式写真を借用させて頂きました。

0 件のコメント:

コメントを投稿