2010年5月26日水曜日

プーリアのタコ


    早いもので5月も残すところあと数日。

    食事の時、親子3人でついつい盛り上がってしまうのが
    夏のヴァカンスの計画だ。

    息子が学校に通うようになってから、日本へ行けるのは
    多くて年に2回。
    それも夏休みのような大きな休み(なんと2ヶ月間!)
    かクリスマス休暇の2週間に限定される。
    たまには春や秋といった、日本の繊細な四季を味わいたい
    と思うけど、そんな贅沢な帰省は当分できそうにない。
         
    でもフランスにも美味しいモノは溢れている。
    イタリアやスペインなど陸続きの隣国を含めれば、もう
    いくら胃袋があっても足りないくらい。
    こんなに美味しいなら、もう肥ってもいい。
    それも人生〜!っとつい調子にのって、後で大変なこと
    になるからとっても危険なのだ。

    去年の夏、日本からパリに戻り、再び家族で出かけた
    南イタリアのかかとに位置するプーリア。
    ここの海辺で食べたタコは、たぶん生涯忘れないだろう。
    a la plancha。
    グリルにしたプリプリの小タコに、岩塩とソバージュで香り
    高いプーリア産のオリーブオイルをたっぷりかけて、キリッ
    と冷えたビノ ビアンコ。何て幸せ〜!!

    今年の夏は、日本の田舎を電車で旅しようと思う。
    場所はまだ決めていない。
    まず美味しいモノがあること!が、行き先を決める一番の
    条件だ。
    XXXでOOちゃんと会って、XXでランチ、XXXでお寿司を
    食べて.....今夜もきっとこの話し。
    我が家のヴァカンスは、もう既に始まっている。
    
    
    

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